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J-GLOBAL ID：201702248986694194   整理番号：17A0681457

多項式表現によるXY分離可能なスケール空間フィルタリングとその応用

XY-Separable Scale-Space Filtering by Polynomial Representations and Its Applications

著者 (2件)： KOUTAKI Gou (Kumamoto University) ,  UCHIMURA Keiichi (Kumamoto University)
資料名： IEICE Transactions on Information and Systems (Web)  (IEICE Transactions on Information and Systems (Web))
巻： E100.D  号： 4  ページ： 645-654(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0469A  ISSN： 1745-1361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿で著者らは,主成分分析(PCA)をスケール空間に適用することを提案した。PCAは,コンピュータビジョンで用いられる標準的な方法である。入力画像のスケール空間への変換は連続的な操作であるため,それには従来の有限行列ベースのPCAを無限次元に拡張する必要がある。本稿で著者らは,積分を利用してこの無限固有値問題を解くためにスペクトル理論を用い,多項式に基づいた近似解を提案した。その固有解を明らかにするために,著者らはGaussスケール空間とGauss空間のスケール正規化Laplace演算子(sLoG)にスペクトル分解を適用した。本提案手法の応用として,著者らはGaussぼけ画像とsLoG画像を生成する方法を示し,単純な線形結合で計算した任意のスケールを用いて,そのような画像の精度を非常に高くできることを示した。さらに,スケール空間フィルタリングを効率的にするために,著者らはGaussローブ近似を用いて基底フィルタセットを近似し,XY分離可能フィルタを得ることができた。より実用的な例として,著者らは新しいスケール不変特徴変換(SIFT)検出器を提案した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *空間 ,  *空間フィルタリング ,  *多項式 ,  コンピュータビジョン ,  主成分分析 ,  固有値問題 ,  スペクトル分解 ,  画像処理 ,  特徴抽出
準シソーラス用語： SIFT【画像処理】 ,  *スケール空間

著者キーワード (3件)： scale-space ,  spectral decomposition ,  SIFT

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (38件)：

• [1] D. Marr and E. Hildreth, “Theory of edge detection,” Proceedings of the Royal Society of London, vol.207, no.1167, pp.187-217, 1980.
• [2] A.P. Witkin, “Scale-space filtering,” International Joint Conference on Artificial Intelligence, pp.1019-1022, 1983.
• [3] S. Ranganath, “Image filtering using multiresolution representations,” IEEE Trans. Pattern Anal. Mach. Intell., vol.13, no.5, pp.426-440, 1991.
• [4] A.L. Yuille and T.A. Poggio, “Scaling theorems for zero crossings,” IEEE Trans. Pattern Anal. Mach. Intell., vol.PAMI-8, no.1, pp.15-25, 1986.
• [5] T. Lindeberg, “Edge detection and ridge detection with automatic scale selection,” International Journal of Computer Vision, vol.30, no.2, pp.117-156, 1998.

タイトルに関連する用語 (5件)： 多項式 ,  表現 ,  スケール ,  空間フィルタリング ,  応用