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J-GLOBAL ID：201702248994905137   整理番号：17A0497853

ケトメミシンクラスのプソイドトリペプチド類に見出されるカルボニルメチレン構造の生合成

Biosynthesis of the Carbonylmethylene Structure Found in the Ketomemicin Class of Pseudotripeptides

著者 (4件)： Kawata Junpei (Graduate School of Engineering, Hokkaido University, Sapporo, Hokkaido, 060-8628, Japan) ,  Naoe Taiki (Graduate School of Engineering, Hokkaido University, Sapporo, Hokkaido, 060-8628, Japan) ,  Ogasawara Yasushi (Graduate School of Engineering, Hokkaido University, Sapporo, Hokkaido, 060-8628, Japan) ,  Dairi Tohru (Graduate School of Engineering, Hokkaido University, Sapporo, Hokkaido, 060-8628, Japan)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 56  号： 8  ページ： 2026-2029  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,最近の研究において,新規プソイドトリペプチド類として,ケトメミシン類を発見した。本ケトメミシン類は,C末端に,アミド結合の代わりにカルボニルメチレンに結合したプソイドジペプチドを有しており,放線菌に特徴的な遺伝子集団の非相同発現を介していた。カルボニルメチレン構造は,アミド結合の安定なアイソスターであり,その生物学的重要性は,複数の天然物や合成生成物において,示されてきている。これらの化合物類の生物学的重要性にもかかわらず,カルボニルメチレン構造が,どのように生合性されているのかについては,ほとんどわかっていない。本研究において著者らは,プソイドジペプチドの生合成機構の,完全な特性評価を試みた。アルドラーゼ,デヒドラーゼ,PLP依存的グリシン-C-アセチルトランスフェラーゼ,および,デヒドロゲナーゼが,プソイドジペプチドの形成に関与しており,マロニル-CoA,および,フェニルピルビン酸が,スターター基質であることがわかった。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *トリペプチド ,  *生合成 ,  放線菌類 ,  *アルドラーゼ ,  *ヒドロリアーゼ ,  *アセチルトランスフェラーゼ ,  *デヒドロゲナーゼ ,  高速液体クロマトグラフィー ,  芳香族化合物 ,  ケト酸 ,  アシルCoA
準シソーラス用語： HPLC ,  デヒドラーゼ ,  放線菌

著者キーワード (5件)： biosynthesis ,  enzymes ,  natural products ,  peptidomimetics ,  pseudopeptides

分類 (7件)： 生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  動植物,微生物のその他の産生物質  (CF10090R) ,  脂肪族アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  (CF03070L) ,  脂肪族ケトン  (CF03190Q) ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  (CF03200E)

物質索引 (2件)： フェニルピルビン酸 ,  マロニル-CoA

タイトルに関連する用語 (1件)： 生合成