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J-GLOBAL ID:201702248997135553   整理番号:17A0968308

高分解能質量分析を用いた土壌及び堆積物中の有機物質のための逐次抽出プロトコル【Powered by NICT】

Sequential extraction protocol for organic matter from soils and sediments using high resolution mass spectrometry
著者 (7件):
資料名:
巻: 972  ページ: 54-61  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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有機化合物の多くが土壌有機物(SOM)に存在し,陸地の炭素循環において重要な役割を果たし,生物の間の相互作用を促進し,大気CO_2のシンクを代表している。異なるSOM化合物とそれらの分子特性の多様性は,有機源材料と生物地球化学的履歴の関数である。SOM組成は発生源とそれが種々の陸上生態系における変化した生物地球化学的であるプロセスとどのように変化するかを理解することにより,栄養素と炭素循環,システム摂動への応答を予測することが可能であり,気候変動の影響は,SOM組成に及ぼすであろう。本研究では,逐次化学抽出手順は様々な生態系中の有機物質(OM)の多様性を明らかにするために開発し,平行溶媒抽出(PSE)を用いた以前に公表されたプロトコルと比較した。三試料タイプ,泥炭土壌,トウヒ森林土壌と河川堆積物を用いた六抽出法を比較し,生態系の広い範囲からの土壌と堆積物からの有機物質の代表的な画分を抽出するための最良の方法を選択できるようにした。全有機炭素分析による溶存有機炭素(DOC)の抽出収率を推定し,高分解能質量分析を用いて抽出したOMの組成を測定した。OM組成は土壌と堆積物特性に依存することを示した。二種の逐次抽出プロトコル,極性と非極性溶媒から,土壌と堆積物から抽出した有機化合物の最大数と多様性を提供することが分かった。水(H_2O)は両プロトコルとそれに続くメタノール-クロロホルム(MeOH CHCl_3)混合物,またはアセトニトリル(ACN)と共抽出とCHCl_3連続のいずれかによるために用いられた最初の溶媒である。本研究で開発した逐次抽出プロトコルは,改良された感度を提供し,PSEワークフローと比較してより少ない試料を必要とする新しい試料は各溶媒タイプに適用された。さらに,異なる試料タイプからSOM組成の比較により,この逐次プロトコルは存在する化合物の多様性に基づく生態系比較,種々の土壌および堆積物中の有機化合物の発生源と処理についての新しい洞察を提供することができるを可能にすることを明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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抽出  ,  その他の汚染原因物質  ,  鉱物・岩石・鉱石の各種分析 

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