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J-GLOBAL ID:201702249071385490   整理番号:17A0271133

微細藻類除去のための石炭-砂の2つの媒質のフィルタ性能へ与える濾過速度の影響

Effect of filtration rate on coal-sand dual-media filter performances for microalgae removal
著者 (6件):
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巻: 38  号: 1-4  ページ: 345-352  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: C0125B  ISSN: 0959-3330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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粒状濾過は浮遊粒子状物質の除去のための浄水と廃水処理に広く使用されており,藻類,原虫の胞子,細菌,ウイルス,コロイド粘土,アスベスト繊維を含む幅広いサイズ範囲の粒子の除去に有効である。本研究では海水の逆浸透淡水化の前処理として,微細藻類(Heterocapsa triquetra)除去のための2層(砂と無煙炭)のフィルタの特性について検討した。実験では1 mLあたり10,000~17,000個のH. triquetraを含む水を10 m/sと5 m/sの流速でタンクからフィルタへ供給し,濾過時間に対するタンクの圧力,保持効率,藻類の蓄積率,単位深さあたりの保持確率を測定し,以下の結論を得た。得られた結果は石炭-砂の2種類の媒質のフィルタを使用した粒状深層濾過期間中に,流速が微細藻類の保持へ与える顕著な影響を示していた。フィルタ媒質への微細藻類の保持の速度論は変化し,5 m/sの濾過における保持速度論は直線状の特性を持ち,10 m/sでの保持は冪乗則で予測可能であった。微細藻類の除去率と関連する混濁度の除去率は5 m/sの濾過で71%,10 m/sの濾過で57%であった。沈着プロセスにおける主要なメカニズムは遮蔽であった。10 m/sの濾過速度は粒子の再飛散を助長し,保持確率を低下させた。微細藻類の除去の目的が濃度を許容レベルまで下げるためである場合には,10 m/sの濾過速度が最適である。粒状深層濾過で粒子数をある閾値以下に下げる場合には,遅い濾過速度を選択すべきである。
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分類 (2件):
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用水の物理的処理  ,  水資源 
タイトルに関連する用語 (5件):
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