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J-GLOBAL ID：201702249083265089   整理番号：17A0637361

Bi₂O₃ドープBa_0.8Sr_0.2TiO₃強誘電体の巨大誘電率現象

Giant dielectric constant phenomena in Bi₂O₃-doped Ba_0.8Sr_0.2TiO₃ ferroelectrics

著者 (2件)： CAO W.Q. (Hubei Univ., Wuhan, CHN) ,  ISMAIL M.M. (Univ. Technol., Baghdad, IRQ)
資料名： Materials Technology  (Materials Technology)
巻： 32  号： 5/6  ページ： 321-326  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0072B  ISSN： 1066-7857  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 混合酸化物の反応によりBi₂O₃ドープBa_0.80Sr_0.20TiO₃(BBST)セラミックスを合成した。Bi₂O₃濃度が0.200~0.275mol%の範囲,-40~140°Cの温度範囲で誘電率を測定した。その結果,この材料は反デバイ緩和モードが観察され,1kHzで最大400000までの極めて大きい誘電率を観測した。またXPSにより二重混合原子価構造のTi³⁺/Ti⁴⁺とBa⁺/Ba²⁺を確認した。一方,Y₂O₃-Ba_0.8Sr_0.2TiO₃セラミックスの誘電率は1kHzで120000であり,これは単混合原子価構造のBa⁺/Ba²⁺による。巨大誘電率は強磁性相のみに存在し,この誘電率は誘電損失のピークを伴う遷移領域で劇的に減少した。このBBST系は低周波数で低損失,高誘電率の分野で使用することができる。

シソーラス用語： ストロンチウム化合物 ,  *チタン酸塩 ,  *バリウム化合物 ,  強誘電体 ,  酸化ビスマス ,  *ドーピング ,  *誘電率 ,  固相反応 ,  機能性セラミック ,  誘電緩和 ,  混合原子価 ,  金属イオン ,  酸化イットリウム ,  強磁性 ,  誘電損失 ,  置換
準シソーラス用語： チタン酸バリウムストロンチウム

分類 (2件)： 強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

タイトルに関連する用語 (4件)： ドープ ,  強誘電体 ,  巨大誘電率 ,  現象