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J-GLOBAL ID：201702249118572420   整理番号：17A0374441

多相フィールドモデリングによるジルコニウムのδ水素化物の生成経路【Powered by NICT】

Formation path of δ hydrides in zirconium by multiphase field modeling

著者 (3件)： Bair Jacob (Missouri University of Science and Technology, 1400 N Bishop Ave, Rolla, MO 65409, USA) ,  Asle Zaeem Mohsen (Missouri University of Science and Technology, 1400 N Bishop Ave, Rolla, MO 65409, USA) ,  Schwen Daniel (Idaho National Laboratory, 2525 Fremont Ave, Idaho Falls, ID 83401, USA)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 123  ページ： 235-244  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多相フィールドモデルをαジルコニウムマトリックス中の安定なδ水素化物の核形成と成長に及ぼす準安定ζとγ水素化物の影響を研究するために開発した。モデルは,各相とその入手可能な材料特性の生成のGibbs自由エネルギーを用いて,すべての可能な相を組み込んでいる。多相フィールドモデルを水素の濃度を表現するために一つの保存されたフェーズフィールド変数を用いて構築し,六非保存フェーズフィールド変数はα相,ζ相,γ相の三方向バリアント,およびδ相を表現した。発展方程式は,機械的平衡方程式と結合し,マルチフィジックスオブジェクト指向シミュレーション環境(M00SE)を用いて解いた。水素化物の核形成は古典的核形成理論を用いた制御された臨界サイズの核を形成する水素化物の体積自由エネルギー間の競合と界面面積自由エネルギーに依存する確率でランダムに核を挿入することである。多相モデルの結果と二相モデル(準安定相を含まない)の間の比較は,中間相がδ相水素化物の初期形成と進化における影響力のあることを示した。基底面と(101 0)面の両方でランダム種子シミュレーションも中間準安定相はδ水素化物の形状進化における重要な役割を果たすことを示した。結果はδ水素化物成長の定量的フェーズフィールドモデルは,水素化物の形態を正確に予測するために中間相を含める必要があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ジルコニウム ,  釣合方程式 ,  Gibbs自由エネルギー ,  *水素化物 ,  準安定相 ,  *水素 ,  自由エネルギー ,  δ相 ,  核形成 ,  中間相 ,  *多相 ,  界面 ,  発展方程式
準シソーラス用語： フェーズフィールドモデル ,  ζ相 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Hydrides ,  ジルコニウム ,  多相フィールドモデル ,  準安定相

分類 (1件)： その他の金属組織学  (WB01040Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 多相 ,  フィールド ,  モデリング ,  ジルコニウム ,  水素化物 ,  経路