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J-GLOBAL ID:201702249168118970   整理番号:17A0997775

Cassia leiandra種子から精製したトリプシン阻害剤はネッタイシマカ(Aedes aegypti)に対する殺虫活性を有する【Powered by NICT】

A trypsin inhibitor purified from Cassia leiandra seeds has insecticidal activity against Aedes aegypti
著者 (16件):
資料名:
巻: 57  ページ: 228-238  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0250B  ISSN: 1359-5113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ClTIと命名したCassia leiandra種子由来のトリプシン阻害剤を精製し,特性化し,ネッタイシマカ(Aedes aegypti)に対する殺虫活性を評価した。ClTIはDEAE-セルロースとトリプシン-Sepharose4Bクロマトグラフィーにより精製し,15.5,倍精製と2.4%の収率であった。ClTIを質量分析により明らかにされた19,484Daポリペプチド鎖から構成され,それは糖蛋白質ではなく,そのアミノ酸配列は他のKunitz型阻害剤と類似しており,35%のβシート,14%β-ターン及び50%不規則二次構造から構成されている。ClTIは広範囲pH(2.2 10.0)と温度(30 70°C)の安定なウシトリプシン(33.81×10~ 8MのIC_50,6.25×10~ 8MのKi)の非競合的阻害剤であるが,ジチオトレイトールは阻害活性の部分的損失をもたらした。4.65×10~ 6Mで,ClTIはAe.aegypti中腸プロテアーゼの活性を50%減少させた。ClTIもAe.aegypti(ネッタイシマカ)の三齢幼虫に対する急性毒性を促進し,2.28×10~ 2のLC_50Mであった。さらに,幼生の発育の24時間遅延と曝露の十日後に44%死亡率をもたらした。まとめると,これらの結果はClTIはAe.aegypti,いくつかの感染症のベクトルを制御する天然化合物としての可能性を有することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  植物の生化学 

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