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J-GLOBAL ID:201702249218556044   整理番号:17A1557247

ピリドン誘導体はホスホランバンの阻害作用を減弱することによりSERCA2aを活性化する【Powered by NICT】

A pyridone derivative activates SERCA2a by attenuating the inhibitory effect of phospholamban
著者 (13件):
資料名:
巻: 814  ページ: 1-8  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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心臓筋小胞体/小胞体Ca~2+-依存性ATPアーゼ2a(SERCA2a)は,心筋細胞内Ca~2+処理で中心的役割を果たし,ホスホランバン(PLN),筋小胞体(SR)膜蛋白質により負に調節される。心不全における心機能障害を改善することが報告されている,SERCA2aの活性化は心不全のための潜在的な治療アプローチである。従って著者等は,新しい小分子,化合物Aを開発し,in vitroとin vivoの両方で特性化した。化合物Aは心筋小胞体小胞のCa~2+-依存性ATPアーゼ活性ではなくPLNを欠く骨格筋SR小胞のそれを活性化した。表面プラスモン共鳴分析は,化合物AとPLNの間の直接相互作用を明らかにした,PLNに化合物Aの結合はSERCA2aの阻害を減弱し,SERCA2a活性化をもたらすことを示唆した。これはタプシガルギン,SERCA阻害剤によるHL-1細胞のSR内のCa~2+レベルの化合物A仲介増加の阻害によって実証した。化合物Aはまた,単離成体ラット心筋細胞のCa~2+過渡変化と収縮と弛緩を増加した。単離潅流ラット心臓では,化合物Aは収縮期と拡張期機能を増強した。さらに,化合物A(30mg/kg,i.v.ボーラスに続く2mg/kg/minによる,i.v.注入)の注入は麻酔正常ラットにおける拡張期機能を有意に増強した。これらの結果は,化合物Aは新規SERCA2a活性化因子,PLN阻害を減弱し,in vitroおよびin vivoでの心臓の収縮期と拡張期機能を増強することを示した。,化合物Aは心不全のための新しい治療リード化合物である可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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生理活性ペプチド  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  交感神経興奮薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
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