文献

J-GLOBAL ID：201702249228219274   整理番号：17A0004113

標準化現場ノート 第36回 ITU-RにおけるHDR(High Dynamic Range)テレビ方式の勧告

著者 (1件)： 日下部裕一 (NHK 放送技研)
資料名： 映像情報メディア学会誌  (映像情報メディア)
巻： 71  号： 1  ページ： 82-84  発行年： 2017年01月01日 
JST資料番号： F0330A  ISSN： 1342-6907  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2016年7月に,高ダイナミックレンジテレビジョン(HDR-TV)システムが,ITU-R勧告BT.2100として成立した。HDRの目的は,自然界により近い明暗の幅を映像信号として取得し,表示装置上に再現することである。従来の表示装置のダイナミックレンジは数千:1であったが,近年の表示装置技術では,10万:1以上のダイナミックレンジが可能となったからである。本稿では,著者が策定の現場で携わった,HDR-TVの勧告BT.2100の概要と策定に至るプロセスを紹介する。

シソーラス用語： *標準化 ,  *ITU-R ,  *ダイナミックレンジ ,  *テレビジョン ,  *国際規格 ,  画像信号 ,  表示装置
準シソーラス用語： *国際標準化 ,  *高ダイナミックレンジ

分類 (2件)： テレビジョン一般  (ND12031N) ,  技術の標準化・規格  (NA01050X)

引用文献 (6件)：

• 1)Recommendation ITU-R BT.2100: "Image parameter values for high dynamic range television for use in production and international programme exchange"(2016)
• 2)Recommendation ITU-R BT.709: "Parameter values for the HDTV standards for production and international programme exchange"(1990)
• 3)Recommendation ITU-R BT.2020: "Parameter values for ultra-high definition television systems for production and international programme exchange"(2012)
• 4)西田:“広色域・高ダイナミックレンジ(HDR)映像方式:放送”,映情学誌,70,3,pp.407-410(2016)
• 5)ARIB STD-B67: "Essential parameter values for the extended image dynamic range television(EIDRTV)system for programme production"(2015)

タイトルに関連する用語 (6件)： 標準化 ,  現場 ,  ノート ,  ITU-R ,  テレビ ,  勧告