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J-GLOBAL ID:201702249240761315   整理番号:17A1693415

固相の凝集誘起発光を用いた局所と電荷移動状態がハイブリッドした蛍光エミッタのための励起状態動力学 QM/MM研究【Powered by NICT】

Excited state dynamics for hybridized local and charge transfer state fluorescent emitters with aggregation-induced emission in the solid phase: a QM/MM study
著者 (4件):
資料名:
巻: 19  号: 44  ページ: 29872-29879  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ハイブリッド化した局所的および電荷移動(HLCT)状態を持つ蛍光エミッタに基づく高効率有機発光ダイオード(OLED)は大きな注目を集めている。HLCT状態を用いた近赤外蛍光性化合物の2,3-ビス(4′-(ジフェニルアミノ)-[1,1′-ビフェニル]-4-イル)フマロニトリル(TPATCN)を合成し,この化合物に基づくOLEDの特徴を調べた。本研究では固相におけるTPATCNの励起状態動力学を,理論的に量子力学と分子力学(QM/MM)法を組合せて調べた。形状,Huang-Rhys因子,再組織化エネルギーの変化の解析から低周波領域(<200cm<sup>-1</sup>)でのジフェニルアミノ基と中央のフマロニトリルのねじれ運動による無放射消費方法は固相における拘束分子内回転(RIR)効果で効果的に抑制されている。このOLEDの蛍光効率を定量的に計算した。結果は蛍光効率が固相では気相の0.16%から52.1%へと大きく強まり,OLEDの凝集誘起発光(AIE)機構を示した。さらに励起状態の動力学を固相で計算した断熱エネルギー構造に組み合わせることにより,高い三重項状態から一重項状態へのいわゆるホット励起子プロセスを例示した。著者らの研究では,実験的測定を説明し,HLCT化合物のAIE機構の理解を助けるが,これは高効率エミッタの開発に有益である。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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有機化合物のルミネセンス  ,  発光素子 

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