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J-GLOBAL ID:201702249254541741   整理番号:17A1707875

ポリプロピレン土壌マルチによる自然換気温室内部の温度の予測のための単一エネルギー収支モデルの開発【Powered by NICT】

Development of a single energy balance model for prediction of temperatures inside a naturally ventilated greenhouse with polypropylene soil mulch
著者 (5件):
資料名:
巻: 142  号: PA  ページ: 9-28  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0337A  ISSN: 0168-1699  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,地中海気候における土壌をカバーするポリプロピレンマルチを設けた自然換気式温室の温度(空気,植物,温室カバーと土壌)を予測するために開発したエネルギー収支の半経験的動的モデル。モデルをスペイン,Almeria州(スペイン)の作物季節を通して5日の5非連続期間の実験データを用いて検証した。評価期間中に,被覆の透過率は美白に依存して0.44~0.80の範囲であり,温室内で成長したトマト作物の葉面積指数はL_AI=0.74から1.30m~2m~ 2まで変化した。モデルは主に土壌の内部空気,温室プラスチックカバー,ポリプロピレンマルチ及び三層で省エネルギーの6非線形微分方程式のシステムから構成される。入力として必要なパラメータの数の減少を可能にする簡単な方法で作物の温度を推定するために多重線形回帰を使用した。温暖気候条件におけるエネルギー収支の主要な成分は,太陽放射,自然換気により交換される熱と土壌に蓄積された熱である。換気による熱交換の推定を改善するために,種々の放電係数は屋根C_dVRと側面開口C_dVSに使用した。両係数は,窓の高さと開口角と防虫網類を通過する空気速度の関数として時間を通して変化した。モデルも北東部や南西風の異なる風の影響係数C_wを用い,異なる障害物(南部の隣接温室および北部で倉庫)を考慮に入れる。風向角θ_wの線形回帰は,容積換気流束に対する補正関数として使用した。結果は,モデルの精度は,主に曇りの日(拡散放射が優勢であるとき)と風の強い日(熱風は近い屋根開口,風害を回避するために気候コントローラに閉じたと停滞時)に温室に存在する空気の温度の誤差に及ぼす被覆透過率の誤差によって影響されることを示した。一般に,25日(10%以下の相対根平均二乗誤差)に測定値と計算値を比較する検証の結果は,温室内の空気,作物,プラスチックカバー,ポリプロピレンマルチと土壌温度を推定するために使用されるモデルのための十分な精度を示し,換気システムの特性と制御設定を最適化する設計ツールとしても使用した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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作物栽培施設  ,  土壌管理 

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