抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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製造業の地方からの工場撤退,人口減少などによる地域経済や雇用基盤の崩壊が懸念される中,これまでの地域雇用政策を踏まえて,今日の地域が直面する雇用の問題や課題を明らかにすると同時に,これからの地域における雇用機会の創出のための有効な仮説モデルを提示した。まず,これまでの地域雇用政策を概観し,地域雇用政策の潮流とその成果,今日の新たな課題について述べた。次に,地方における様々な問題を抱える代表的な地域として,東北地方を採り上げ,社会・経済の特徴と課題,及び,雇用を取り巻く課題について論じた。その上で,従来型の外発的でなく,新たな内発的な「東北発の地域雇用開発支援モデル」として,1)地域の中小企業の雇用創出効果と支援のあり方,2)東北地域における中小企業支援の実態と有効な支援の要件,3)成長可能性の高い中小企業の発掘と事業イノベーション支援による新たな雇用に向けて,と展開した。