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J-GLOBAL ID:201702249288108558   整理番号:17A0492442

グラフェン壁近傍のイオン液体と二価塩の混合物の構造および自由エネルギー障壁の分子動力学シミュレーション

Molecular dynamics simulation of the structure and interfacial free energy barriers of mixtures of ionic liquids and divalent salts near a graphene wall
著者 (8件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 846-853  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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平行な二枚のグラフェン壁に挟まれた1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムテトラフルオロボラート([BMIm][BF4])とマグネシウムテトラフルオロボラート(Mg[BF4]2)の混合物について分子動力学シミュレーションを報告した。系の構造をイオン密度分布,グラフェン表面に近接した第一層の横方向構造,およびイミダゾリウムカチオンの配向角により解析した。二価マグネシウムカチオンの自由エネルギープロフィルを2種の方法により計算し,壁近傍のポテンシャル障壁高を推定し,結果を同じイオン液体とリチウム塩(Li[BF4])との混合物と比較した。マグネシウムカチオンの選好的吸着を単純なモデルを用いて解析し,リチウムカチオンと比較し,グラフェン表面電荷の影響を解析し,壁に近接したカチオンの振動状態密度を計算した。本結果はグラフェン壁に隣接するマグネシウムカチオンがバルクとほぼ同様の環境をもつことを示した。さらにマグネシウムカチオンはリチウムカチオンに比べてポテンシャル障壁が高く,荷電グラフェン壁への吸着が少ない。言い換えればマグネシウムカチオンはリチウムカチオンよりも安定な溶媒和殻をもつ。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
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融解塩  ,  固-液界面  ,  計算機シミュレーション 

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