抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高分子液晶研究の兆しは,液晶分子合成のパイオニアであるHalle大学のVorlaenderによる芳香環を逐次伸ばそうとした試みが1920年代にみられるが,高分子液晶研究が大きく広がったのはその半世紀後の1970年代後半からと考えてよい。その約20年後に日本液晶学会が設立され,今さらに20年が経過した。当学会発足以前は,高分子の化学構造と液晶構造形成・物性発現との相関を探求する基礎研究が主であり,発足後の20年は,新規高分子アーキテクチュアの開発,機能・デバイス開拓など質量ともに多様なアプローチが広範に展開された時期と位置付けられる。ここでは一部の紹介にとどまるが,光応答機能液晶高分子のトピックスを中心に,ここ20年ほどの研究の流れを概観する。(著者抄録)