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J-GLOBAL ID：201702249399519958   整理番号：17A0668887

上武大学アリーナ

著者 (2件)： 片瀬順一 (大成建設一級建築士事務所) ,  坂井明雄 (大成建設一級建築士事務所)
資料名： 近代建築  (Contemporary Architecture)
巻： 71  号： 6  ページ： 175-177  発行年： 2017年06月05日 
JST資料番号： Y0823A  ISSN： 0023-1479  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 上武大学は箱根駅伝や全日本大学野球選手権の常連校で,今回,伊勢崎キャンパス内の老朽化した体育館に代わり,新体育館を建設した。夏場の最高気温が高い群馬県に位置するため,その熱対策が求められ,ランニングコストを抑え,省エネにも配慮した計画とした。建築計画では外壁面の開□面積を抑え,白色にした屋根面での日射の反射,厚さ120mmの外壁ALCパネルの採用,トレーニングルームのガラス面遮熱フィルム貼り等により,外部からの熱の流入を抑制した。外観の色彩は,モノトーンを基調にシンプルな面で構成し,力強さを演出することを心掛けた。内装は体育室,トレーニングルームともに木質系の仕上げとし下地を含めて頑丈な作りにすることでハードユースに配慮した。構造計画では,近年の当地最大積雲量の70cmまで耐えられる約33mの大スパン構造とした。

シソーラス用語： 大学 ,  *体育館 ,  *建築設計 ,  群馬県 ,  平面計画 ,  操業費 ,  建築計画 ,  省エネルギー ,  外壁 ,  色彩調整 ,  構造設計 ,  大スパン構造 ,  気泡コンクリート ,  断熱材料
準シソーラス用語： ALC【コンクリート】 ,  遮熱フィルム

分類 (2件)： 建築設計,建築家,建築史  (RB04000W) ,  競技場,展覧会場,記念建造物,その他  (RB05070C)