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J-GLOBAL ID：201702249449625514   整理番号：17A1471176

連続繊維シートを用いた鉄筋コンクリート部材の補修・補強に関する海外の研究事例

Repair and Strengthening of RC Members Using the Continuous Fiber Sheet

著者 (1件)： 河村圭亮 (大成建設 技術セ)
資料名： コンクリート工学  (Concrete Journal)
巻： 55  号： 11  ページ： 1000-1007  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： S0301A  ISSN： 0387-1061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本コンクリート工学会文献調査委員会活動の中で取りまとめた研究事例の紹介であり,(1)梁部材のせん断補強,(2)同曲げ補強,(3)定着方法,(4)柱部材の補修・補強に分類して取り上げている。(1)では,炭素繊維シートの接着方法についての研究と,スターラップが腐食したRC梁を対象とした補強の研究を,(2)では,せん断スパン比を変えた部材での炭素繊維シートあるいは同プレートによる補強の研究と,アラミド繊維シートおよび炭素繊維-ガラス繊維の複合シートの研究を,(3)では,RC梁を対象とする種々の定着方法を比較した研究を,(4)では,シート巻き立て補強の研究と,ねじりモーメントを受けて激しい損傷を受けたRC柱の断面修復後の補強の研究を,紹介している。おわりに,補強後の耐力がシートの剥離で決まっている事例が多いとし,汎用的な定着方法の研究開発に期待したいと述べている。また,今回取り上げた事例の多くは,国内での既往の研究とは異なる着眼点であり,貴重な知見であるとしている。

シソーラス用語： *織物 ,  *鉄筋コンクリート ,  *修理 ,  *補強 ,  *学協会 ,  構造部材 ,  梁 ,  比率 ,  プレート ,  ガラス繊維 ,  アンカ ,  *報告
準シソーラス用語： *補強用連続繊維シート ,  *日本コンクリート工学会 ,  梁部材 ,  剪断補強 ,  曲げ補強 ,  炭素繊維シート ,  RC梁 ,  剪断スパン比 ,  アラミド繊維シート ,  *事例紹介 ,  *外国の報告

分類 (3件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  建築物の維持・管理  (RB01020X) ,  その他の紡糸・製糸  (YM03050G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 連続繊維シート ,  鉄筋コンクリート部材 ,  補修・補強 ,  研究