抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿は,ホンダ カブ号について,内燃機関技術史の傑出した定点観測者,富塚清博士の所説を引き,これに若干の注記を絡めて解説した。カブ号は,自転車用補助エンジンにより,後輪の側方に取付けたチェーンをもって後輪を駆動する方式だったが,世人をあっといわせたのは,外形の意匠の優秀さであった。しかし,ホンダは,どちらかというと2サイクルに新米であるのに,安易に大生産に踏込み,あまりにも早く未熟の品の多売をしたこと人気が一気になくなった。これに懲りてホンダは4サイクルに鞍替えし,本格的オートバイのドリーム号の販売に精力を集中することになったと説明した。