抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】重度閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)患者におけるHBA1Cレベルの変化を観察し,中等度のOSAS患者におけるHBA1Cレベルに及ぼす持続的陽圧呼吸(CPAP)の影響を評価する。方法:2013年1月から2015年10月までの間に診断された中重度OSAS患者330例を対象とした。患者を,HBA1Cレベルによって分類した。<6.0%(A群,N=116),6.0%~6.5%(B群,N=110)および≧6.5%(C群,N=104)。すべての患者にCPAP治療3ケ月を行った。治療前後にすべての患者は睡眠時モニタリングとHBA1C検査を行った。【結果】A群と比較して,B群とC群の空腹時血糖は有意に高かったが(P<0.05),B群とC群の間に有意差はなかった(P>0.05)。CPAP治療3ケ月後、C群のHBA1Cレベルと酸素飽和度(SPO_2)≦90%時間は総睡眠時間パーセンテージ(T_(SPO_2)<90%)が治療前より明らかに低かった(P<0.05)。PEARSON相関分析は以下のことを示した。年齢(R=0.44)、収縮期血圧(R=0.57)、拡張期血圧(R=0.50)、空腹時血糖(R=0.64)、無呼吸低呼吸指数(AHI)(R=0.68)、平均SPO_2(R=-0.53)、最低SPO_2(R=-0.28)、T_(SPO_2)<90%(R=0.35)はHBA1Cレベルと相関した(すべてP<0.05)。多変量線形回帰分析により、平均SPO_2(Β-Β)とAHI(Β=0.460)はHBA1Cの影響因子であることが示された(すべてP<0.05)。結論:重度OSAS患者のHBA1Cレベルは低酸素血症の重症度と関係がある。CPAP治療3ケ月後、HBA1C≧6.5%の中重度OSAS患者は改善した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】