文献

J-GLOBAL ID：201702249505784030   整理番号：17A0632553

CFRPリサイクルの現状と今後の展開

著者 (1件)： 杉山和夫 (リサイクル材料技術研)
資料名： 強化プラスチックス  (Reinforced Plastics)
巻： 63  号： 5  ページ： 199-207  発行年： 2017年05月24日 
JST資料番号： G0309A  ISSN： 0452-9685  CODEN： KYPUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 炭素繊維の用途は航空機をはじめとして,風力発電用のブレードや自動車,建築・土木材料などへ広がり生産量も急増している。これに伴い,プラスチック複合材の端材や廃材の処理が課題となっている。本稿では,はじめに炭素繊維の概要,製造プロセス,表面処理,ならびに炭素繊維と複合化する際のプラスチックの表面改質について説明した。続いて,リサイクル技術を開発する際に考慮すべき点,国内外におけるリサイクルプロセスの開発状況を述べた。あらたに開発した電解酸化プロセス,それによる再生炭素繊維とPET樹脂との複合材料を紹介した。最後に,CFRPのリサイクル活用をビジネスとする場合に考えられるビジネスモデルを紹介した。

シソーラス用語： *炭素繊維強化プラスチック ,  *リサイクル ,  *炭素繊維 ,  表面処理 ,  表面改質 ,  アノード酸化 ,  ポリエチレンテレフタレート ,  モデル ,  複合技術 ,  疎水性 ,  親和性 ,  前処理 ,  熱硬化性プラスチック ,  再生 ,  高分子廃棄物 ,  産業廃棄物
準シソーラス用語： CFRP ,  ビジネスモデル ,  電解酸化

分類 (2件)： 高分子廃棄物処理  (YH01020W) ,  充填剤,補強材  (YH05030J)

引用文献 (17件)：

• 炭素繊維協会HP, http://www.carbonfiber.gr.jp/
• 山根正睦編,′′熱可塑性CFRP特集′′,(2015)サイエンス&テクノロジー
• ′′炭素繊維・応用製品市場の徹底分析′′,(2014)シーエムシー・リサーチ
• 前田豊編′′炭素繊維の最先端技術′′,(2007)シーエムシー出版
• 平松徹,′′トコトンやさしい炭素繊維の本′′,(2012)日刊工業新聞

タイトルに関連する用語 (4件)： CFRP ,  リサイクル ,  現状 ,  展開