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J-GLOBAL ID:201702249506857272   整理番号:17A0496263

ラムノ脂質の合成類似体は緑膿菌Pseudomonas aeruginosaのラムノ脂質非産生変異株が形成する構造化バイオフィルムを調整する

Synthetic analogs of rhamnolipids modulate structured biofilms formed by rhamnolipid-nonproducing mutant of Pseudomonas aeruginosa
著者 (6件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 1830-1838  発行年: 2017年03月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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緑膿菌Pseudomonas aeruginosaが分泌するラムノ脂質は細菌がバイオフィルムを効率的に形成し,細孔およびチャネルを含む内部構造を有するバイオフィルムを形成するために必要である。本研究では,緑膿菌P.aeruginosaの非ラムノ脂質産生株-rhlA-のバイオフィルム形成活性を制御(促進および阻害)する際のラムノ脂質の合成類似体の一群の効果を探索する。この種類のラムノ脂質類似体は野生型PAO1およびrhlA変異株の遊走運動性を調整することが知られているが,rhlA変異株のバイオフィルム形成に対する効果は不明である。これらの分子の構造上の小さな細部が生物活性にとっては重要であるが,分子の一般的物理特性には影響しないことを明らかにする。ラムノ脂質の生物活性合成類似体は低濃度でrhlA変異株によるバイオフィルム形成を促進するが,高濃度ではバイオフィルム形成を阻害する。バイオフィルムが形成する内部構造を探索するために,まずサンプルが振盪条件下にある場合,野生型バイオフィルムが実質的なトポグラフィー(丘と谷)がある状態で形成されることを実証する。この観察結果と比較すると,ラムノ脂質の合成類似体がバイオフィルム形成を促進する低い濃度とバイオフィルム形成を阻害する高い濃度の間の中間の濃度で,rhlA変異株の構造化(多孔性)バイオフィルムを促進することが見出された。本研究は複数の細菌の活動を制御するための化学的シグナル伝達アプローチの可能性を示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  動植物,微生物のその他の産生物質  ,  薬物の合成 

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