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J-GLOBAL ID:201702249560882455   整理番号:17A1237503

膵臓神経内分泌腫瘍におけるセロトニン分泌の発生率と予後的価値【Powered by NICT】

Incidence and prognostic value of serotonin secretion in pancreatic neuroendocrine tumours
著者 (6件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 165-170  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0253B  ISSN: 0300-0664  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:セロトニン分泌は膵神経内分泌腫瘍(PNET)患者の約1%~ 4%で発生するが,発生率は明確になっていない。本研究の目的は,カルチノイド症候群および全生存率(OS)の予後値ないセロトニン分泌の発生率を決定することであった。24時間尿5-ヒドロキシインドール酢酸排せつ(5 HIAA)を評価した場合【方法】データはPNET患者255名から採取した。24時間尿中5-HIAA排せつは追跡中に50μmol/24時間の3×正常上限(ULN)以上の患者はセロトニン分泌と診断された。OSに対するセロトニン分泌の影響をCox回帰を用いた単一及び多変量解析で評価した。【結果】二(0.8%)の患者はカルチノイド症候群と診断され,他の20(7.8%)は症状のないセロトニン分泌PNETを有していた。これらの患者は大部分が高クロモグラニンA(CgA)とENETSステージIVであった。セロトニン分泌は単変量解析(HR 2.2, 95% CI: 1.27 3.81)における負の予後因子であったが,多変量解析では,CgA>10×ULN(HR: 1.81, 95% CI: 1.10 2.98)とニューロン特異的エノラーゼ(NSE)>ULN(HR: 3.51, 95% CI: 2.26 5.46)のみがOSのための予測因子であった。セロトニンの免疫組織化学的染色はセロトニン分泌PNET(カルチノイド症候群)の28.6%で陽性であり,対照群全てで陰性であった。【結論】カルチノイド症候群はPNET患者では稀であるが,セロトニン分泌は往々にして発生する。はOSの負の予後因子であるが,CgAとNSEの補正後,もはや予測因子とおそらく腫瘍負荷の高い患者における「それほど無害な傍観者」。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  臨床腫よう学一般 
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