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J-GLOBAL ID：201702249571927609   整理番号：17A0930051

双方向リングレーザにおける単純位相制御システム

Simple Phase Control System in Bidirectional Ring Laser

著者 (2件)： TAKAHASHI Yoshitaka (Gunma Univ., Kiryu, JPN) ,  LI Yongqian (North China Electric Power Univ., Baoding, CHN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 698  ページ： 55-59  発行年： 2016年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光センサは光強度の変化を検出するが,光源の光量変動や信号伝達時の外乱によって,測定誤差を引き起こす。リングレーザセンサは,このような誤認に対する有効な解決策としての潜在的な候補の1つであるが,主に2つの問題がある。1つはロックイン効果であり,もう1つは感知信号の符号(極性)を検出することができないことである。そこで本研究では,これらの問題を解決するために,2枚の偏光子,2枚の1/4波長板,1枚のファラデ回転子で構成した新しい位相制御システムを作製し,その効果を検証した。このシステムを使用して,2枚の1/4波長板の同時回転によって位相を制御した。その結果,実験的に今回のシステムの動作が検証され,ロックインからの双方向発振を防止し,周波数領域のリングレーザセンサへの適用において検出信号の符号(極性)を判断するのに役立った。さらに,検出信号としての位相が0~πの範囲にあるため,ダイナミックレンジが調整可能になった。

シソーラス用語： 光増幅器 ,  *ファイバレーザ ,  *リングレーザ ,  *位相制御 ,  測定誤差 ,  同期 ,  現象 ,  極性 ,  位相板 ,  光学素子 ,  *光ファイバセンサ
準シソーラス用語： ファイバリングレーザ ,  ファイバ光センサ ,  ロックイン ,  四分の一波長板 ,  偏光回転子

分類 (3件)： 固体レーザ  (BD04080W) ,  光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H) ,  光学情報処理  (BD03060T)

タイトルに関連する用語 (3件)： 双方向 ,  リングレーザ ,  位相制御