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J-GLOBAL ID:201702249577134213   整理番号:17A1825771

大血管と完全な心室中隔のDループ転位を有する胎児における心拍出量と血流再分布:病態生理への洞察【Powered by NICT】

Cardiac output and blood flow redistribution in fetuses with D-loop transposition of the great arteries and intact ventricular septum: insights into pathophysiology
著者 (8件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 612-617  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1803A  ISSN: 0960-7692  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】無欠損心室中隔(D TGA/IVS)と大血管のDループ転位の出生後の生理学は,よく確立されているが,胎児D TGA/IVSについてはほとんど知られていない。正常胎児では,肺動脈弁(PV)である大動脈弁(AoV)よりも大きく,は卵円孔開存(FO)と動脈管(DA)での特定右左流であり,左心室(LV)は大動脈を通る複合型の心室出力(CVO)の40%を排出する,主として脳。D TGA/IVSにおいて,LVは酸素リッチ血液を肺動脈への,理論的に肺血管拡張,増加した分岐肺動脈流と減少したDA流をもたらした。本研究では,D TGA/IVS解剖は変化した心臓弁サイズ,心室寄与CVO,FOとDA流れ方向をもたらすという仮説を検証した。2004~2015年の間に当施設での胎児心エコー検査を受けたD TGA/IVSと【方法】七十四胎児を研究に含めた。AoV,PV,僧帽弁と三尖弁サイズを測定し,妊娠期間に指数付けZ-スコアを作成した。心室出力はDoppler効果に基づく速度-時間積分を用いて計算し,FOとDAシャントでの流れの方向はカラードプラとフラップ方向の両方を用いて各胎児で記録された。D TGA/IVS胎児での測定は,著者らの施設の正常胎児データベースから,妊娠年齢範囲の一致した,222人の対照のデータと比較した。【結果】はCVOのLV成分は対照よりもD TGA/IVS胎児における高くない(50.7% vs 40.2%; P<0.0001)であり,全CVOの違いであった。フローは56(75.7%)におけるFOと24(32.4%)D TGA/IVS胎児におけるDAで双方向であった。のみ21.6%胎児は両シャントで正常右左流を有していた。双方向シャントした妊娠第二期(P<0.03)より第三期胎児におけるより一般的である。胎児を制御する対照的にAoVとPV直径はD TGA/IVSでほぼ同じ,AoV ZスコアはD TGA/IVSにおけるPV Zスコア(1.13 vs 0.65, P<0.0001)よりも高かった。【結論】D TGA/IVSを有する胎児では,正常右側優位性の損失であり,各心室は,比較的大きなAoV直径と小型PV直径,CVOの半分と双方向FOとDA流の高発生率を提供する。は高肺動脈酸素含量は肺血管抵抗を減少させ,それにより枝肺動脈流と静脈還流,増加したLV前負荷と出力をもたらすを増加させるという理論を支持する可能性がある。酸素に対する肺の感受性は妊娠後期に増加させると考えられているが,これは両方向性短絡のより高い発生率を説明するかもしれない。これらの流量改変の影響は大動脈と,恐らく脳流,おそらくD TGA/IVSで観察された基質欠乏を補償するための試みにおける増加である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  その他の動物病  ,  動物の診療・診療設備  ,  循環系の基礎医学 

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