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J-GLOBAL ID：201702249682102585   整理番号：17A0960706

畜産分野における改良技術と現場への普及 飼料作物の育種-牧草を中心に-

著者 (1件)： 上山泰史 (農研機構)
資料名： 畜産コンサルタント  (Livestock Industry Magazine)
巻： 53  号： 8  ページ： 79-82  発行年： 2017年08月01日 
JST資料番号： L4216A  ISSN： 1345-9333  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 牧草・飼料作物には,生殖様式が他殖,自殖,単為生殖(アポミクシス)と多様であるが,主要な寒地型イネ科多年生牧草は他殖性風媒交配植物である。二倍体,同質四倍体,異質六倍体など倍数性も多様である。そのため,自殖性のイネや麦類など,わが国で長年培われてきた育種とはことなる考え方が求められる。例えば品種の成り立ちが,自殖性では限りなく1つの「遺伝子型」に近いものであるのに対して,他殖性は異なる遺伝子型で構成される「集団」であること。さらに,種内に異なる倍数体もあるので「集団」の構造がさらに複雑になる。

シソーラス用語： *飼料作物 ,  *作物育種 ,  イネ科牧草 ,  作物収量 ,  イタリアンライグラス ,  トウモロコシ ,  *飼料 ,  遺伝学実験技術 ,  養畜 ,  生産性
準シソーラス用語： *植物育種 ,  牧草収量 ,  サイレージ用トウモロコシ ,  *家畜飼料 ,  遺伝子型決定 ,  飼料生産

分類 (1件)： 飼料作物,草地  (FC03050J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 畜産 ,  現場 ,  普及 ,  飼料作物 ,  育種 ,  牧草