文献
J-GLOBAL ID:201702249683320776   整理番号:17A1424410

腫瘍周囲の関連線維芽細胞は動員癌幹細胞による肝細胞癌の肝内転移を促進する【Powered by NICT】

Peri-tumor associated fibroblasts promote intrahepatic metastasis of hepatocellular carcinoma by recruiting cancer stem cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 404  ページ: 19-28  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0606B  ISSN: 0304-3835  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
線維芽細胞は肝細胞癌(HCC)において重要な役割を果たすことが報告されている。しかし,線維芽細胞の役割は完全には理解されていない。ヒト周産期腫瘍組織由来線維芽細胞(CM pTAFs)から採取した順化培地はヒトH CC組織由来線維芽細胞(CM TAFs)より高い転移能を示した。線維芽細胞から分泌された成分を決定するために,Bio-Plex解析システムを用い,CM pTAFsとCM TAFから分泌される因子,CM pTAFsにおけるサイトカインアップレギュレーションの一連のIL-6,CCL2,CXCL1,CXCL8,SCGFβ,HGFとVEGFを含むを比較した。IL-6阻害剤トシリズマブの前処理はin vitroでCM pTAFsで治療したHCC細胞とin vivoでの転移を阻害した。CCR2およびCXCR1の発現は肝細胞癌細胞系SMMC-7721におけるCM pTAFs処理後にアップレギュレートされた。フローサイトメトリー解析実験は最もCCR2またはCXCR1陽性細胞は,EpCAM陽性であることを示した。in vitro研究もCM pTAFsはSMMC-7721の幹細胞性を増加させることを示した。さらに,SCGFβおよびHGFの中和は,CM pTAFsで治療された癌幹細胞の転移と生存率を著しく減少できた。まとめると,これらの結果は周産期腫瘍組織由来線維芽細胞は,癌幹細胞とそれらの幹細胞特性を維持するHCCの開発を促進する可能性があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

前のページに戻る