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J-GLOBAL ID:201702249684455594   整理番号:17A1707713

ニジマス(Oncorhynchus mykiss)えら上皮細胞株,RTgill W1におけるポリ(アクリル酸)ナノ粒子の細胞内取込と細胞内局在【Powered by NICT】

Cellular uptake and intracellular localization of poly (acrylic acid) nanoparticles in a rainbow trout (Oncorhynchus mykiss) gill epithelial cell line, RTgill-W1
著者 (4件):
資料名:
巻: 192  ページ: 58-68  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多くの農業,商業,消費者および産業用途で使用するための人工ナノ粒子(NPs)の絶え間ない発展は環境への偶発的又は意図的放出をもたらすであろう。環境曝露の潜在的経路を製造または輸送流出,落水および/または埋立地におけるNP含有生成物の処分だけでなく,農地への直接利用を含んでいる。,NPsは必然的に水生環境を汚染し,常在生物と相互作用する。しかし,環境から魚へのNPの輸送を調節する機構に関する限られた情報である。このように,著者らの主な目的は,ニジマス(Oncorhynchus mykiss)の鰓上皮細胞系(RTgill W1)を用いた蛍光染料ナイルレッドを負荷した3 9nmポリ(アクリル酸)NPの細胞取込と細胞内運命機構(s)を明らかにした。NP処理RTgill-W1細胞を用いたin vitro測定を,レーザ走査共焦点顕微鏡,フローサイトメトリー,蛍光バイオマーカー(トランスフェリン,コレラ毒素Bサブユニット,及びデキストラン),エンドサイトーシス阻害剤(クロルプロマジン,ゲニステイン,ワートマニン),染色(4′, 6-ジアミジノ-2-フェニルインドール,ヘキスト33342,CellMask深赤色,LysoTrackerイエロー)の組み合わせを用いて行った。クラスリン介在性エンドサイトーシス(CME),カベオラ媒介エンドサイトーシスおよびマクロピノサイトーシス経路がRTgill-W1細胞において活性であり,これらの経路がこれらの細胞に非細胞毒性NPsによって利用した。はクラスリン被覆ピット形成はクロルプロマジンにより阻止された時,RTgill-W1細胞によるNP取込を妨げたことを示した。共局在分析は,NPとLysoTracker黄色陽性リソソームコンパートメントCMEはRTgill-W1細胞によるNPインターナリゼーションに関与する支配的な手術機構であることを示し中程度の正の関係を明らかにした。全体として,著者らの結果は,魚の鰓上皮細胞は,エネルギー依存性エンドサイトーシス過程を介してNPを内部化することを明確に示した。本研究は,複雑なNP-細胞相互作用の理解を促進し,in vitroで得られた結果は,水生生物への潜在的リスクを意味している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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動物に対する影響  ,  水質汚濁一般 
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