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J-GLOBAL ID：201702249715223695   整理番号：17A0705931

セルロースのエネルギー論とシクロデキストリングリコシド結合の開裂【Powered by NICT】

Energetics of cellulose and cyclodextrin glycosidic bond cleavage

著者 (5件)： Zhu Cheng (Department of Chemical Engineering and Materials Science, University of Minnesota, 421 Washington Ave. SE, 484 Amundson Hall, Minneapolis, MN 55455, USA. [e-mail]) ,  Krumm Christoph ,  Facas Gregory G. ,  Neurock Matthew ,  Dauenhauer Paul J.
資料名： Reaction Chemistry & Engineering  (Reaction Chemistry & Engineering)
巻： 2  号： 2  ページ： 201-214  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2470A  ISSN： 2058-9883  CODEN： RCEEBW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオ燃料と再生可能な化合物の生産のためのリグノセルロース材料の熱化学的変換は,揮発性有機化合物への長鎖セルロースの熱分解のために高温を利用している。セルロースは鎖内切断の二つの明確な速度領域を行う:高い見かけの活性化エネルギーに関連する低い見かけの活性化エネルギーと高温グリコシド結合開裂(T>467 °C)に関連した低温グリコシド結合開裂(T<467 °C)。本研究では,セルロースの初期分解速度はPHASR(固体/表面反応のパルス加熱解析)と呼ばれるミリ秒,薄膜反応器を用いて385°Cから505°Cまで検討した。セルロース代替,α-シクロデキストリンを用いて,各速度領域のエネルギーは20msと2.0秒の間の変換を測定することによって特性化した。低温動力学は,グリコシド結合開裂(E_a1=23.2±1.9kcal/mol~ 1k_0 1,1=2.0×10~7s~ 1)を示したが,高温速度領域(E_a1,2=53.7±1.1kcal/mol~ 1,k_0 2=2.4×10~16s~ 1)は協奏的トランスグリコシル化を含む四反応機構と一致した。見かけのエネルギー論を計算し文献値と比較した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生物燃料 ,  反応機構 ,  *セルロース ,  *グリコシド ,  リグノセルロース ,  表面反応 ,  熱分解 ,  *シクロデキストリン ,  キャラクタリゼーション ,  開裂反応 ,  高温 ,  低温 ,  揮発性有機化合物
準シソーラス用語： 見掛活性化エネルギー ,  *グリコシド結合 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： その他の触媒  (CB06123Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： セルロース ,  エネルギー ,  シクロデキストリン ,  グリコシド結合 ,  開裂