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J-GLOBAL ID:201702249728097496   整理番号:17A1466035

TNF-α阻害に依存するラットにおけるザイモサン誘発顎関節炎症性痛覚過敏に及ぼすラネル酸ストロンチウムの抗炎症と抗侵害受容効果【Powered by NICT】

Anti-inflammatory and anti-nociceptive effects of strontium ranelate on the zymosan-induced temporomandibular joint inflammatory hypernociception in rats depend on TNF-α inhibition
著者 (13件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 764-772  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1528A  ISSN: 1734-1140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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顎関節(TMJ)障害は,炎症性成分を示し,生活の質に影響する。ラネリック酸ストロンチウムは,以前に他の実験的炎症性疼痛モデルに対する抗炎症および抗侵害受容作用効果を示した。それ故,我々はTNF-α,IL-1β,及びヘムオキシゲナーゼ-1(HO 1)の関与を評価することによりラットの顎関節におけるザイモサン誘発炎症性痛覚過敏を減少させるラネリック酸ストロンチウム効果を調べることを目的とする。Wistarラットはザイモサン注入(iart)1Hをラネリック酸ストロンチウム(0.5%,5%又は50mg/kg,経口)で処理した。機械的しきい値はvon Frey試験により評価し,滑膜洗浄は白血球計数のための採取し,ミエロペルオキシダーゼ測定,関節組織と三叉神経節は,組織病理学的分析(H&E)とTNF-α/IL-1βレベル用量(ELISA)のために切除した。さらに,ラットはZnPPIX(3 mg/kg, sc),特異的なHO-1阻害剤で前処理し,ラネリック酸ストロンチウム投与(0.5mg/kg,経口),エバンスブルー(5mg/kg,iv)は,血しょう溢出を評価のために使用した。インドメタシン(5 mg/kg, sc)による前処理は,陽性対照として使用したシャム群は0.9%無菌食塩水(経口とiart)を受けた。ラネリック酸ストロンチウムは白血球計数,ミエロペルオキシダーゼ活性,エバンスブルー血管外漏出,IL-1βレベル,TNF-α/IL-1β免疫標識を減少させなかったが,侵害受容閾値を増加させ,TNF-αレベルを低下させた。さらに,HO-1阻害は,ラネリック酸ストロンチウム効果を変化させなかった。ラネリック酸ストロンチウムは三叉神経節におけるTNF-αレベルの減少を介してその抗侵害受容効果を達成する可能性があるが,IL-1β発現を抑制することもHO-1経路を誘導することはない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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消化器の基礎医学  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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