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J-GLOBAL ID：201702249744761246   整理番号：17A1279170

末梢ビピリジン部分を有する亜鉛(II)ポルフィリン錯体の簡単なダイアドの分子内電子移動反応の構造依存性【Powered by NICT】

Structure dependence of intramolecular electron transfer reactions of simple dyads of a zinc(ii) porphyrin complex bearing a peripheral bipyridine moiety

著者 (8件)： Sakakibara Kei (Department of Chemistry, Aichi University of Education, Igaya, Kariya 448-8542, Japan. [e-mail]) ,  Nagino Shou ,  Akanuma Hajime ,  Tsukada Yuki ,  Nakano Hirofumi ,  Yagyu Takeyoshi ,  Takagi Hideo D. ,  Inamo Masahiko
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 46  号： 37  ページ： 12645-12654  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 亜鉛(II)ポルフィリン錯体と2,2′-ビピリジン部分様々な架橋基を持つアミド架橋により結合したをベースにした新しいダイアド系を合成した。光化学的挙動を蛍光分光法及び時間分解吸収法を用いて調べた。ポルフィリン錯体の一重項励起状態は,メタノール中のCu 2+による急冷部分であることが分かり,Cu(ii)-ビピリジン部分へのポルフィリン部分の励起状態からの光誘起電子移動を過渡吸収法を用いて観察した。電荷分離状態の比較的長い寿命はビピリジン部分と結合したCu(II)/Cu(I)対の遅い電子移動反応に起因した。ダイアドの電荷分離状態の寿命はポルフィリンとビピリジン部分の間の距離の増加と共に長くなると,これらの知見は,ダイアドの反応性と分子構造の間の関係の実験式を用いて議論した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *亜鉛錯体 ,  *ポルフィリン錯体 ,  分子構造 ,  *電子移動反応 ,  *依存性 ,  蛍光分光法 ,  時間分解分光法 ,  一重項 ,  電子移動 ,  スペクトロスコピー ,  *窒素複素環化合物
準シソーラス用語： ダイアド【分子構造】 ,  *ビピリジン誘導体 ,  過渡吸収分光法 ,  光誘起電子移動 ,  *構造依存性

分類 (2件)： 第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  八員環以上の複素環化合物  (CF07120T)

物質索引 (7件)： N-[4-(10,15,20-トリフェニル-21H,23H-ポルフィリン-5-イル)フェニル]-2,2′-ビピリジン-4-カルボアミド ,  N-[4-(10,15,20-トリフェニル-21H,23H-ポルフィリン-5-イル)フェニル]-2,2′-ビピリジン-4-アセトアミド ,  N-[4-(10,15,20-トリフェニル-21H,23H-ポルフィリン-5-イル)フェニル]-2,2′-ビピリジン-4-プロパンアミド ,  N-[4-(10,15,20-トリフェニル-21H,23H-ポルフィリン-5-イル)フェニル]-2,2′-ビピリジン-4-ブタンアミド ,  N-[4-(10,15,20-トリフェニル-21H,23H-ポルフィリン-5-イル)フェニル]-2,2′-ビピリジン-4-アクリルアミド ,  N-[4-(10,15,20-トリフェニル-21H,23H-ポルフィリン-5-イル)フェニル]-4-(2,2′-ビピリジン-4-イル)ベンズアミド ,  N-[4-(10,15,20-トリフェニル-21H,23H-ポルフィリン-5-イル)フェニル]-4′-(2,2′-ビピリジン-4-イル)ビフェニル-4-カルボアミド

タイトルに関連する用語 (6件)： ビピリジン ,  亜鉛 ,  ポルフィリン錯体 ,  ダイアド ,  分子内電子移動 ,  構造依存性