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J-GLOBAL ID:201702249745421558   整理番号:17A1900454

2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール水溶液中の重炭酸塩を生成するためのCO2吸収の増強された速度への分子的洞察【Powered by NICT】

Molecular insights into the enhanced rate of CO2 absorption to produce bicarbonate in aqueous 2-amino-2-methyl-1-propanol
著者 (2件):
資料名:
巻: 19  号: 47  ページ: 32116-32124  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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立体障害アミン,2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール(AMP)は第三アミンdiethylethanolamine(DEEA)と比較してはるかに高いCO2吸収速度を示し,一方,これらの値は水溶液中で主生成物として重炭酸塩をもたらし,それらの類似した塩基性度にもかかわらず。メタ動力学と組み合わせたab initio分子動力学シミュレーションに基づくCO2吸収速度の有意差の基礎をなす分子機構を提示した。著者らの計算は,DEEAと比較してAMP水溶液中で低いことが塩基触媒CO2水和の自由エネルギー障壁を予測した。さらに分子解析は自由エネルギー障壁の差は主に塩基性N部位に隣接したH2O分子の再編成に関連したエントロピー効果に起因することを示唆した。嵩高いエチル基の存在に加えて,AMPよりDEEAのN H2Oのより強い水素結合が隣接H2O分子の熱転位を抑制し,それによりOH-生成とCO2分極を含む遷移状態の低い安定性をもたらした。さらに,隣接H2O分子の妨害された再構成はNサイトから離れたOH-(DEEAによるプロトン引抜で作製した)の移動を促進することが判明したCO2アプローチを抑制した。これは水性DEEAにおける触媒CO2水和はCO2と反応させる前に多重水素結合H2O分子を通るOH-移動を含む可能性があるが,AMP水溶液では,それは一つのH2O仲介機構に従う優先的に考えられる推測した。水溶液立体障害のあるアミンへCO2吸収の機構と速度を決定する上でエントロピー効果の重要性を強調した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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計算機シミュレーション  ,  分子の電子構造  ,  脂肪族アルコール 
物質索引 (1件):
物質索引
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