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J-GLOBAL ID:201702249892001939   整理番号:17A1162305

重症安静時低酸素血症を伴わないCOPD患者における肺高血圧症の予測因子としての運動低酸素血症【Powered by NICT】

Exercise hypoxaemia as a predictor of pulmonary hypertension in COPD patients without severe resting hypoxaemia
著者 (11件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 120-125  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2736A  ISSN: 1323-7799  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景および目的:COPDにおける肺高血圧症(PH)は,罹患率および死亡率と関連している。以前の研究では,安静時低酸素血症とPHの間の関係を示したが,安静時低酸素血症を伴わないCOPDにおける運動低酸素血症とPHの間の関係についてはほとんど知られていない。【方法】安静時低酸素血症を伴わないCOPD患者についての遡及的観察研究は運動低酸素血症と肺血行動態との関係を評価するために行った。6分間歩行試験(6MWT)の終わりに末梢動脈(SpO_2)の臨床的特徴,肺機能,血液ガス分析,6分間歩行距離(6MWD)と酸素飽和度をレビューした。相関分析および段階的回帰分析は,平均肺動脈圧(mPAP)の予測因子を同定した。1S(FEV_1)47±21%の平均予測強制呼気容量と【結果】八十四名の連続患者を評価した。単変量解析では,mPAPは6MWT(r= 0.74, P<0.001)の終わりに年齢(r= 0.27, P<0.05),酸素の動脈分圧(PaO_2,R= 0.24,p<0.05),予測%努力肺活量(FVC, r= 0.28, P<0.05),%予測FEV_1(r= 0.40, P<0.001),FEV_1/FVC比(r= 0.33, P<0.005),一酸化炭素の%予測した拡散容量(DL_CO,R= 0.40,p<0.001),6MWD(r= 0.40, P<0.001)とSpO_2と負の相関を持っていた。段階的回帰分析では,6MWtと6MWDの終わりにSpO_2はmPAP(R~2=0.60)の独立した予測因子のままであった。受信者動作特性(ROC)分析では,6MWT終了時のSpO_2はPHの予測のための0.896の曲線下面積を示し,感度0.86及び特異性0.84のカットオフ点81%であった。【結論】 6MWDに加えて,運動の低酸素血症が安静時低酸素血症を伴わないCOPD患者におけるPHを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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呼吸器の疾患 

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