抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】乳癌におけるC10ORFL0遺伝子の発現と乳癌の臨床病理学的特徴との関係を調査する。【方法】2007年5月から2013年3月までの間に,乳癌組織(N=30)と正常乳房組織(N=30)において,乳癌組織(N=30)と正常乳房組織(N=121)を遡及的に分析した。RT-PCR,QRT-PCRおよび免疫組織化学を用いて,C10ORFL0MRNAおよび蛋白質発現を検出した。C10ORF10のMRNAと蛋白質発現の間の比較は,T検定を使用して,乳癌組織におけるC10ORF10の発現と臨床病理学的特徴の間の関係を分析するために,Χ2検定と非パラメトリックMANN-WHITNEYU検定を使用した。【結果】乳癌組織におけるC10ORF10のMRNA発現は(2.57±1.24)であり,正常組織におけるそれより有意に低かった(4.82±1.49)(T=14.629,P=0.046)。さらに,C10ORF10の発現は,癌組織において(2.71±1.44)であり,隣接組織におけるそれより有意に低かった(4.94±1.5)(T=6.120,P<0.001)。乳癌組織におけるC10ORF10蛋白質の発現は(2.00±1.81)であり,対応する癌組織のそれより有意に低かった(4.83±2.27)(T=3.782,P=0.002)。乳癌組織におけるC10ORF10の発現は,TNMステージ(Z=-2.143,P=0.032),リンパ節転移(Χ2=5.337,P=0.021)およびHER-2発現(Χ2=7.466,P=0.006)と関連していた。しかし,患者の年齢(Χ2=1.449,P=0.229),組織学的悪性度(Z=-1.963,P=0.050),腫瘍サイズ(Χ2=0.359,P=0.088),ER(Χ2=0.016,P=0.898)およびPR発現(Χ2=0.953,P=0.329)とは相関しなかった。結論:C10ORF10は乳癌の発生、発展の過程に参与し、重要な乳癌の指標である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】