抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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次期学習指導要綱における小学校でのプログラミング教育の必修化にむけて,初等教育におけるプログラミング教育導入の必然性やプログラミング教育の教育目的の在り方について考察した。具体的には,1)初等教育について(初等教育の始まり,初等教育の目的,初等教育の目的と文科省のプログラミング教育に関する有識者会議による”議論のとりまとめ”との記述内容の比較),2)プログラミング教育について(”新教育学事典”によるプログラミング教育の定義,”新版現代学校教育大辞典”によるプログラミング教育の定義,両事典の記述からみる時代背景,専門教育と一般教育への分化,有識者会議でのプログラミング教育の定義,プログラミング教育の定義の移り変わり)について論じた。その上で,プログラミング教育の内容は,”コーディング”を含むプログラム言語の取得と,”プログラミング的思考”の育成とで構成されるとした。また,今後とも教育内容については不断に検討することが求められるとした。