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J-GLOBAL ID:201702249990694649   整理番号:17A1047047

古典的及び天然由来酸化防止剤とタンニンから合成した熱安定剤によるポリ塩化ビニルの熱安定化

Thermal stabilization of polyvinyl chloride with traditional and naturally derived antioxidant and thermal stabilizer synthesized from tannins
著者 (1件):
資料名:
巻: 129  号:ページ: 789-799  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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タンニンからHCl除去機能とラジカル捕捉機能を持つ新しい有機無機系熱安定剤を合成し,ポリ塩化ビニル(PVC)の熱安定化に対する効果を評価した。タンニン粉末を溶解した水溶液に硝酸カドミウム水溶液を添加し,生成した沈殿を濾過,洗浄,乾燥してタンニン-Cd錯体を得た。PVCにタンニン-Cd錯体を1~3重量部,フタル酸ジオクチルを10重量部混合した試料を融解混合法で調製し,圧縮成形して厚さ1.5mmの試験試料とした。Ca/Zn系の市販熱安定剤(Reapak B-NT/7060)を2重量部添加したPVC試料も調製し,タンニン-Cd錯体添加試料と比較した。各試料の形態や熱分解挙動をFTIR分光法,熱重量分析,示差走査熱量測定,走査電子顕微鏡法,エネルギー分散X線分光分析でキャラクタリゼーションした。タンニン-Cd錯体添加試料の熱分解温度は市販熱安定剤添加試料より上昇して熱分解速度は減少し,ガラス転移領域は同等であった。タンニン-Cd錯体添加試料の電子顕微鏡画像は均一な形態を示した。タンニン-Cd錯体はPVCの熱安定剤として有用と考えられる。
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分類 (2件):
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酸化防止剤,安定剤  ,  ハロゲン含有重合体 
タイトルに関連する用語 (5件):
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