文献

J-GLOBAL ID：201702250022643077   整理番号：17A1383101

脆性-延性遷移での微花こう岩Kellyland断層帯,メーン州東部,米国からの例【Powered by NICT】

Pulverized granite at the brittle-ductile transition: An example from the Kellyland fault zone, eastern Maine, U.S.A.

著者 (2件)： Sullivan Walter A. (Department of Geology, Colby College, 5800 Mayflower Hill, Waterville, ME, 04901, USA) ,  Peterman Emily M. (Department of Earth and Oceanographic Sciences, Bowdoin College, 6800 College Station, Brunswick, ME, 04011, USA)
資料名： Journal of Structural Geology  (Journal of Structural Geology)
巻： 101  ページ： 109-123  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0972B  ISSN： 0191-8141  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脆性-延性Kellyland断層帯に隣接した50 200-m幅の破壊帯からの花こう岩は動的に微岩石の特性のほとんどすべてを示す治験破壊ネットワークを含んでいる。破壊ネットワークは弱い優先配向を示し,互いに交差,ジグソーのようなインターロッキングフラグメント,全面的に粉砕材料に由来するようである再結晶化領域と関連している。初生火成結晶粒形状の試料における破壊ネットワークは,粉末化を示した。微斜長石における最小破壊密度は~100mm/mm~2であった。微斜長石と石英の大きな骨折は新生細胞で特徴づけられるが,ほとんどの骨折は宿主結晶粒をもつ光学的連続と陰極線ルミネセンス像におけるでのみ明らかになった。斜長石中の骨折が結晶学的に制御され,典型的には黒雲母を充填した。脆性構造とマイロナイト質岩石との間の岩石学的観察および断面図は,破壊が400°C以上の温度と200MPaの圧力で生じることを示した。これらの制約条件は粉砕の知られている範囲を拡張可能な考えられていたよりもずっと高い温度と圧力条件。相互交差治癒骨折も粉砕岩における繰り返し損傷の最初の記録を提供する。さらに,粉砕は母岩多孔性に有意ではあるが一過性の効果を持っていたに違いないと,斜長石中の黒雲母充填破壊ネットワークは将来の歪局所化を提供することができる弱いゾーンを形成した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *アメリカ合衆国 ,  石英 ,  多孔性 ,  黒雲母 ,  結晶粒 ,  *脆性 ,  ネットワーク ,  *延性-脆性遷移 ,  マイロナイト ,  *延性 ,  骨折 ,  優先配向 ,  *花崗岩 ,  斜長石 ,  再結晶

著者キーワード (4件)： 粉砕 ,  微岩 ,  損傷帯 ,  脆性-延性転移

分類 (1件)： 地質構造・テクトニクス  (DE04030Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 脆性-延性遷移 ,  花こう岩 ,  断層帯 ,  メーン州 ,  米国