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J-GLOBAL ID:201702250059272006   整理番号:17A0337619

電子供与体-受容体構造を持つフェロセニルベースのイミダゾール化合物によるフッ化物陰イオンの比色と電気化学的検出

Colorimetric and electrochemical sensing for fluoride anion by ferrocenyl-based imidazole compound with electron donor-acceptor structure
著者 (2件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 1099-1105  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: A0851B  ISSN: 0922-6168  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フッ化物など生物学的に重要な陰イオンの化学プローブのデザインは化学,生物学,環境などの分野で重要な役割のため関心が高まっている。本論文では,選択的にフッ化物陰イオンを検出する能力を持つ大きなπ共役系の新しいフェロセニルイミダゾール化合物(L)を設計し,合成した。LとF-の結合定数は4.1×104/M,DMSO溶液中のF-の検出限界は5.94×10-6Mであった。検出プロセスは薄い黄色から黄色への明らかな色の変化も伴い,フッ化物を肉眼で検出できた。干渉イオンとして,AcO-はフッ化物に比べて非常に弱いスペクトル変化を誘発したが,Cl-,Br-,I-,およびHSO4-は干渉しなかった。化学センサLはFc基およびイミダゾール基の-NHの導入に起因する明らかな電気化学的信号出力でF-を検出できた。Uv-vis,電気化学および1HNMR滴定で結合機構を研究し,水素結合および脱プロトン化プロセスが検出に重要な役割を果たすことが分かった。
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分類 (4件):
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分析試薬  ,  分光分析  ,  錯体の可視・紫外スペクトル  ,  イミダゾール 
物質索引 (4件):
物質索引
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