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J-GLOBAL ID:201702250104123803   整理番号:17A1700348

CNPY2は小胞体応答性PERK-CHOP経路における重要なイニシエーターである

CNPY2 is a key initiator of the PERK-CHOP pathway of the unfolded protein response
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資料名:
巻: 24  号: 10  ページ: 834-839  発行年: 2017年10月 
JST資料番号: W0637A  ISSN: 1545-9993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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哺乳類細胞の小胞体応答性(UPR)シグナル伝達経路はイノシトール要求性酵素1(IRE1),PKR様ERキナーゼ(PERK)と活性化転写因子6(ATF6)の3種類のER局在蛋白質センサーから開始する。通常の条件下で,これらセンサーのER内腔部はgrp78に結合してそれらの下流事象活性を妨げるが,変性蛋白質が蓄積した場合にはこのシャペロンはERから解離し,センサー活性化によりUPRを開始する。ERストレスによりER内腔蛋白質キャノピー相同性2(CNPY2)がgrp78から解離して,PERK経路と結合することで,転写因子C/EBP相同蛋白質(CHOP)発現を誘導し,UPRを開始することを見出した。CNPY2の欠損マウスはPERK-CHOP経路が遮断されるため,UPR誘導性肝障害や脂肪症に罹患しなかった。さらに,CNPY2はフィードフォワードループに従い,CHOPにより転写的にアップレギュレーションされてUPRシグナル伝達を増強することを見出した。本結果は,CNPY2が糖尿病や癌のような種々のUPR媒介病態の治療標的となる可能性を示唆する。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (4件):
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