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J-GLOBAL ID:201702250104531827   整理番号:17A0916225

Wendelstein7-Xの設計思想と磁場配位特性

著者 (2件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: 309-318  発行年: 2017年07月25日 
JST資料番号: G0114A  ISSN: 0918-7928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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2015年12月10日にマックスプランク・プラズマ物理研究所(ドイツ)のWendelstein7-X(W7-X)装置が実験を開始した。W7-X装置は,建設に15年を要したヘリカル先進ステラータ配位の超伝導プラズマ閉じ込め実験装置である。W7-X装置の磁場配位設計は,ステラレータ最適化と呼ばれるスキームに従って,数値シミュレーションを活用して行われた。多くの人は,W7-X装置の磁場配位が数値シミュレーションのみで設計されたと信じている。それは半分正しい。しかし,ヘリカル先進ステラレータ配位設計の研究は早くから始められ,1970年代後半からスタートしている。つまり,ヘリカル先進ステラレータ配位の概念そのものは,単なる数値シミュレーションの結果ではなく,理論的・解析的な研究を通して固められた。数値シミュレーションは,それら先行研究の結果をある意味「最適化」したに過ぎない。本稿では,W7-Xの磁場配位設計の歴史をたどり,なぜW7-Xの磁場配位が現在のような形になったのか,そこに至る経路を紹介する。幾何学的な対称性を持たない3次元磁場配位設計の指針は多岐にわたるので,本稿では「高ベータ」,「高速イオン閉じ込め」,「ダイバータ配位」をキーワードとして,W7-X装置設計の歴史を辿りたい。(著者抄録)
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分類 (2件):
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核融合装置  ,  プラズマ平衡・閉込め 
引用文献 (62件):
  • T. Klinger et al., Plasma Phys. Control. Fusion 59, 014018 (2017).
  • C. Mercier and H. Luc, Lectures in Pisasma Physics (Commision of EC, Luxembrug, 1974, EUR 5127e).
  • J. Nührenberg et al., Trans. Fusion. Technol. 27, 71 (1995).
  • H. Wobig et al., Plasma Phys. Control. Fusion 35, 903 (1993).
  • F. Bauer et al., Computational Method in Plasma Physics (Springer-Verlag, Berlin, N.Y. 1978).
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