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J-GLOBAL ID：201702250106854761   整理番号：17A1913903

垂直磁気記録に対する媒体ナノ構造の開発

Development of Media Nanostructure for Perpendicular Magnetic Recording

著者 (2件)： Futamoto M. (Faculty of Science and Engineering, Chuo University) ,  Ohtake M. (Faculty of Science and Engineering, Chuo University)
資料名： Journal of the Magnetics Society of Japan (Web)  (Journal of the Magnetics Society of Japan (Web))
巻： 41  号： 6  ページ： 108-126(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0776A  ISSN： 1882-2932  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本概説は,垂直媒体ナノ構造の研究および開発について,記録層に重点を置いて記した。これら記録層材料は,hcp構造のCo合金,磁気多層,ならびに,高い磁気結晶異方性(K_u)を有する規則構造の合金を含む。薄膜面に垂直な,磁気結晶粒の磁化容易軸の整列に対して,下地層および中間層に関する技術を,将来の記録媒体に対する高K_u磁性材料を含めて概説した。組成的構造および磁化構造に関するサブμmスケールでの観測が,記録層の改善において,重要な役割を果たすことを記した。これら特性に関する典型的なデータを,媒体構造改善に関連して説明した。将来,高K_u磁性材料が記録媒体に使用されることを考慮して,L1₀型規則化磁性材料に関する磁化容易軸の制御および表面平坦さの保持に関連した基礎的な実験結果を説明した。磁性材料および記録層のナノ構造に関する改善によって,将来,1Tb/in²を超える面密度増大を達成する可能性も論じた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *垂直磁気記録 ,  *磁性薄膜 ,  *コバルト合金 ,  HCP金属 ,  規則合金 ,  *磁気異方性 ,  多層 ,  エピタクシー ,  *金属間化合物 ,  記憶媒体 ,  軸方向 ,  ナノ構造 ,  磁化 ,  L10型金属間化合物 ,  磁化容易軸 ,  *記録
準シソーラス用語： 記録層

著者キーワード (10件)： perpendicular magnetic recording ,  thin film media ,  nanostructure ,  compositional structure ,  magnetization structure ,  Co-alloy ,  ordered alloy ,  multilayer ,  high K_u magnetic material ,  epitaxial growth

分類 (2件)： 電子・磁気・光学記録  (NC06020F) ,  金属薄膜  (BK14030T)

引用文献 (192件)：

• 1) S. Iwasaki and Y. Nakamura: IEEE Trans. Magn., MAG-13, 1272 (1977).
• 2) M. Futamoto: IEICE Technical Report, MR2014-5, 25 (2014).
• 3) Y. Uesaka, M. Koizumi, N. Tsumita, O. Kitakami, and H. Fujiwara: J. Appl. Phys., 57 (1985) 3925.
• 4) W. Cain, A. Payne, M. Baldwinson, and R. Hempstead: IEEE Trans. Magn., 32, 97 (1996).
• 5) M. Oshiki: J. Mag. Soc. Japan., 21, suppl. S1, 91 (1996).

タイトルに関連する用語 (4件)： 垂直磁気記録 ,  媒体 ,  ナノ構造 ,  開発