文献

J-GLOBAL ID：201702250135163462   整理番号：17A0496626

動的回復に於けるZnO及びTiO₂メソ多孔性構造に析出したCH₃NH₃PbI₃ペロブスカイトの光電気化学特性

Photo-electrochemical characterization of CH₃NH₃PbI₃ Perovskite deposited on ZnO and TiO₂ mesoporous structures during its dynamic restoration

著者 (4件)： RAHIMI Fatemeh (Univ. South Florida (USF), FL, USA) ,  BEBEAU Jon (Univ. South Florida (USF), FL, USA) ,  MATAR Obaida (Univ. South Florida (USF), FL, USA) ,  TAKSHI Arash (Univ. South Florida (USF), FL, USA)
資料名： Journal of Applied Electrochemistry  (Journal of Applied Electrochemistry)
巻： 47  号： 3  ページ： 305-313  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： B0393B  ISSN： 0021-891X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メチルアンモニウム鉛ヨウ化物ペロブスカイト太陽電池は,高効率と安価な製造費の点から重要な研究対象であり,液体電解質の利用によって迅速な電荷輸送が可能であるが,メチルアンモニウムヨウ化物の吸湿性によって劣化し易い。本報ではイソプロパノール溶液にイオン移動体である過塩素酸リチウムとメチルアンモニウムヨウ化物(MAI)をそれぞれ0.05M含有する新規電解質を用いたペロブスカイト系素子の電気化学特性の結果を報告する。ペロブスカイトの安定性と強度に対する新規電解質の構造的寄与がXRD分析で示された。TiO₂裏面接点はZnO裏面接点に比べて光電池応答の点で優れていたが,これは光電流と開放電圧によるエネルギー障壁の違いに基づくものであろう。電気化学インピーダンス分光法(EIS)の測定と解析によって,ZnO裏面接点の方が表面積は広い事が示されると共に,電荷移動体輸送に関する知見を支持する電気回路モデルが提示された。

シソーラス用語： *ペロブスカイト型結晶 ,  化合物半導体 ,  酸化亜鉛 ,  酸化チタン ,  電解質 ,  X線回折 ,  多孔性 ,  電気化学インピーダンス ,  *太陽電池
準シソーラス用語： 酸化物半導体 ,  メソ多孔性 ,  *化合物太陽電池

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (7件)： 動的回復 ,  ZnO ,  TiO2 ,  メソ多孔性 ,  析出 ,  ペロブスカイト ,  光電気化学特性