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J-GLOBAL ID:201702250138711604   整理番号:17A1491423

ニコチンアミド;植物細胞における抗酸化とDNA低メチル化の影響【Powered by NICT】

Nicotinamide; antioxidative and DNA hypomethylation effects in plant cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 118  ページ: 551-560  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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ニコチンアミド(NIC)とその天然植物代謝産物ニコチン酸(NIA)とトリゴネリン(TRIG)の影響を植物細胞培養における防御に関して研究した。NICとNIAは2,2′-アゾビス(2-アミジノプロパン)ジ塩酸塩(A APH)による酸化ストレス損傷から保護することができ,それはフリーラジカルを生成する。損傷は,単細胞ゲル電気泳動(コメットアッセイ)により監視したPisum sativum(エンドウ),Daucus carota(ニンジン),Populus tremulaL.×P.tremuloides(雑種ポプラ)及びCatharanthus roseus(ニチニチソウ)の細胞培養におけるDNA鎖切断とC.roseus(ニチニチソウ)における細胞漏出の測定として解析した。アコニターゼ及びフマラーゼ酵素の活性,エネルギー代謝において重要な役割を持ち,NICまたはNIA処理後のP.sativum培養で分析した。アコニターゼ活性はNIAにより増加し,フマラーゼ活性は両化合物により増加した。これらの化合物はP.sativum培養におけるグルタチオン代謝を促進することが示された,NICは全体的なDNA低メチル化効果を持つことが示された。TRIGもポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP)阻害剤3-アミノベンズアミドもDNA損傷または細胞漏出に対する保護を提供するも,それらアコニターゼまたはフマラーゼ活性,またはグルタチオン代謝を促進した。多重生化学的因子と異なる植物種に対処するこの広いアプローチにより,NICとNIAは酸化ストレスから植物細胞を保護する,NICは明らかに後成的効果を発揮することを示した;DNAメチル化を減少させた。これはこれらの化合物は植物細胞における代謝,特にストレスに関連しての調節に重要な役割を果たしていることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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植物生理学一般  ,  植物の生化学  ,  植物に対する影響 
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