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J-GLOBAL ID:201702250165403191   整理番号:17A0080037

インドの肥満女性では鉄欠乏および鉄吸収低下リスクが増加するが亜鉛,ビタミンAまたはビタミンB群に差はない

Increased risk of iron deficiency and reduced iron absorption but no difference in zinc, vitamin A or B-vitamin status in obese women in India
著者 (5件):
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巻: 55  号:ページ: 2411-2421  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では次の2つを検討した。1)インド人女性の微量栄養素欠乏リスクと体重状態との関連を鉄,亜鉛,ビタミンA,ビタミンB群について検討した。2)分別鉄吸収を肥満(OB)と正常体重(NW)女性とで比較した。パート1はインド,バンガロールの健康な中流女性146人(BMI19~40kg/m<sup>2</sup>)を対象に断面調査を行った。身体測定と血圧測定を行い,空腹時血液試料を採取してビタミンおよびミネラル状態,ヘプシジン,血液脂質,グルコースを分析した。パート2では16人のOBと13人のNW女性が安定同位体<sup>57</sup>Feで標識した標準試験食を摂取した。14日後に鉄同位体の赤血球への取込を測定した。また,鉄状態,ヘプシジン,炎症マーカーを定量した。その結果,パート1ではNW女性に比べて過/体重OB女性はC反応性蛋白質,血清フェリチン,可溶性トランスフェリン受容体(sTfR),ヘプシジン濃度が有意に高くなった(p<0.05)。BMI増加にともなう高濃度sTfR(低鉄状態)のオッズ比は1.09(95%CI1.02-1.17)であった。パート2では分別鉄吸収はNW群よりOB群の方が有意に低かった(10.0±6.5vs.16.7±4.6%;p=0.038)。結論として,バンガロールのOB女性は低鉄状態と食事鉄吸収不良リスクが高かったが,他の微量栄養素欠乏リスクはNW女性と同様であった。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  動物の代謝と栄養一般 

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