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J-GLOBAL ID:201702250242800623   整理番号:17A0401404

オゾン処理による土壌中のフェナントレン分解:形態学的および物理化学的性質の影響【Powered by NICT】

Phenanthrene degradation in soil by ozonation: Effect of morphological and physicochemical properties
著者 (4件):
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巻: 169  ページ: 53-61  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,二種類の土壌(砂農業)に吸着されたフェナントレンとオゾンの反応を特性化した。フェナントレン分解に及ぼす土壌の物理化学的特性(テクスチャー,バルク密度,粒子密度,孔隙率,元素組成,透過性,表面積と細孔容積)の影響を評価した。市販砂は直径0.178~0.150mmの粒径範囲で均一な形態(球状)を持ち,規則的な元素組成SiO_2,比重1701.38kg/m~3の2492.50kg~3の真密度,有効間隙率31%であった。一方,農業土壌は,直径0.1779と0.05mmの間の不均一な形態,粒径を有していた,元素組成はモンモリロナイト酸化けい素,見掛け密度999.52kg/m~3の2673.55kg~3の真密度,34.92m~2/gの表面積と57%の気孔率であった。砂中のフェナントレン分解の割合は処理の2時間後に79%であった。一方,農業土壌中のフェナントレン分解は同じ反応時間中に95%であった。土壌の細孔容積はフェナントレンの結晶サイズを制限し,フェナントレンの分解速度に及ぼす土壌の物理化学的特性の直接的な影響を確認したオゾンとの接触表面を増加させた。農業土壌の場合では,フェナントレン分解効率に及ぼす有機物質の影響も調べた。オゾン処理で形成された初期汚染物質と副生成物の迅速な分解は,砂と比較して自然農業土壌で得られた。オゾン処理中のフェナントレン分解により生成した中間体及び最終蓄積生成物の部分的同定を開発した。なかでもphenanthroquinone,ハイドロキノン,フェナントロール,カテコールと同様にフタル酸,ジフェン酸,マレイン酸及びシュウ酸を同定した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  土壌汚染 

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