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J-GLOBAL ID：201702250272766883   整理番号：17A1416874

食品中のアニオン性およびカチオン性の不法色素の効率的な同時抽出のための機能化ナノファイバーマット-固相抽出を中心とする新規の試料調製法の開発と最適化

Development and optimization of a novel sample preparation method cored on functionalized nanofibers mat-solid-phase extraction for the simultaneous efficient extraction of illegal anionic and cationic dyes in foods

著者 (6件)： QI Feifei (Southeast Univ., Jiangsu, CHN) ,  JIAN Ningge (Southeast Univ., Jiangsu, CHN) ,  QIAN Liangliang (Southeast Univ., Jiangsu, CHN) ,  CAO Weixin (Southeast Univ., Jiangsu, CHN) ,  XU Qian (Southeast Univ., Jiangsu, CHN) ,  LI Jian (Suzhou Municipal Center for Disease Prevention and Control, Jiangsu, CHN)
資料名： Analytical & Bioanalytical Chemistry  (Analytical & Bioanalytical Chemistry)
巻： 409  号： 24  ページ： 5697-5709  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： E0425B  ISSN： 1618-2642  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 毒性のある色素を不法に食用着色料として用いる場合があるため,それらの使用を簡易に高感度検出する方法が必要である。本研究では,これら色素のダイオードアレイ検出による液体クロマトグラフィー分析において,食品からの効率的な分析物の抽出が行える試料調製法の開発を行った。ここでは特に,固相抽出において,ナノファイバーマット(NFsM)を吸着剤として用いる方法を採用したが,5種類のNFsMから最適な材料を選抜した。結果として,食品から,アセトニトリル-水(9:1)による溶媒抽出を行い,脱塩し,ポリピロールで機能化したポリアクリロニトリルNFsMで抽出を行うことにより,高感度な検出が行えることが示された。今回の抽出法と液体クロマトグラフィー分析により,アシッドオレンジ7等の4種の不法色素を,0.002~0.01mg/kgの検出限界により,同時分析することが可能となった。

シソーラス用語： *食用着色料 ,  光検出 ,  液体クロマトグラフィー ,  *試料調製 ,  ナノファイバ ,  吸着剤 ,  最適条件 ,  ポリアクリロニトリル ,  ポリピロール ,  応答曲面法 ,  実験計画法 ,  溶媒抽出 ,  *固相抽出 ,  電子顕微鏡観察 ,  脂肪族ニトリル ,  スルホン酸 ,  アゾ化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  芳香族アミン ,  第二アミン ,  インモニウム ,  第三アミン
準シソーラス用語： ダイオードアレイ検出 ,  ナノファイバーマット ,  Box-Behnken設計 ,  走査電子顕微鏡観察

分類 (5件)： 抽出  (CC01040H) ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04034H) ,  食品の分析  (FJ01030U) ,  食品添加剤  (FJ10020H) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

物質索引 (5件)： アセトニトリル ,  アシッドオレンジ7 ,  メタニルイエロー ,  クリソイジン ,  オーラミンO

タイトルに関連する用語 (9件)： 食品 ,  アニオン性 ,  カチオン ,  色素 ,  ファイバーマット ,  固相抽出 ,  試料調製 ,  開発 ,  最適化