文献

J-GLOBAL ID：201702250343663359   整理番号：17A1819982

ソラマメ(Vicia faba)のKok効果は葉緑体CO_2濃度の変化のみによって説明することができない【Powered by NICT】

The Kok effect in Vicia faba cannot be explained solely by changes in chloroplastic CO₂ concentration

著者 (3件)： Buckley Thomas N. (Sydney Institute of Agriculture, University of Sydney, Narrabri, NSW, 2390, Australia) ,  Vice Heather (Department of Plant Sciences, University of California, Davis, One Shields Avenue, Davis, CA, 95616, USA) ,  Adams Mark A. (Faculty of Science, Engineering and Technology, Swinburne University of Technology, PO Box 218, Hawthorn, Vic, 3122, Australia)
資料名： New Phytologist  (New Phytologist)
巻： 216  号： 4  ページ： 1064-1071  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0319B  ISSN： 0028-646X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Kok効果低光合成光子束密度(PPFD)での正味CO_2同化の量子収率(QY)の急激な低下は光(R),効果はRの光抑制によることを仮定している最近の報告は,Kok効果の多くは低PPFDで減少している葉緑体CO_2濃度(c_c)によって説明することができる示唆呼吸を推定するために広く使用されている。いくつかの予測はKok効果は低下c_cによって引き起こされるという仮説から生じる,ソラマメ(Vicia faba)におけるこれらの予測を試験した。は発生中および成熟した葉,暗所でRで大きく異なっていたが,2%および21%酸素,低PPFDでCO_2交換を測定した。著者らの結果は,c_c効果に基づく予測の各と矛盾する:QYは光合成CO_2取込の理論的最大値を超えQYは2%酸素よりも21%大きくKok効果ブレークポイントでQYの変化は酸素によって影響を受けなかった。著者らの結果は,強くKok効果は酸素感受性及び非感受性成分の両方を含むPPFDとRの進行性の低下から生じ示唆した。低PPFDで高c_cを説明する改良Kok法を示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *葉緑体 ,  *ソラマメ ,  感受性 ,  光合成 ,  酸素 ,  量子収量
準シソーラス用語： 暗所 ,  光阻害 ,  光量子束密度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 暗呼吸 ,  Kok効果 ,  光呼吸 ,  光呼吸 ,  光合成

分類 (1件)： 豆類  (FC03035U)

タイトルに関連する用語 (5件)： ソラマメ ,  Vicia ,  FABA ,  葉緑体 ,  説明