抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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システム挙動を検証するために,システムをモデル化し,シミュレーションを行うことが有効な手段の一つである。しかし,生産システムやロボットシステムに代表される人工システムの多くは,離散事象間に連続ダイナミクスが含まれる離散・連続混合システムとして扱う必要がある。川田らは,離散・連続混合システムのモデリング・シミュレーション手法の一つとして,場面遷移ネットワーク(STN)提案しており,搬送システムや化学プラントシステムへの適用例からその有効性を示している。また近年,舘山らがGUIを導入したSTNシミュレータの開発,STNを用いた大規模・複雑システムのモデリング手法,サービスシステムへの適用などを行っている。本稿では,STNの基礎概念,STNアプリケーションとして部品搬送システム,介護サービスを示した。