文献

J-GLOBAL ID：201702250414049496   整理番号：17A1856280

カドミウムストレス下のトウモロコシ実生の根における抗酸化酵素活性と内因性ホルモンレベルに及ぼすキトサンの影響を研究した。【JST・京大機械翻訳】

Effects of Exogenous Chitosan on Antioxidant Enzyme Activities and Endogenous Hormones in Maize Seedling Roots under Cadmium Stress

著者 (7件)： Qu Danyang (東北農業大学農学院,哈爾浜,150030) ,  Gu Wanrong (東北農業大学農学院,哈爾浜,150030) ,  Zhang Liguo (黒竜江省農業科学院玉米研究所,哈爾浜,150086) ,  Chen Xichang (黒竜江省農業科学院玉米研究所,哈爾浜,150086) ,  Li Jing (東北農業大学農学院,哈爾浜,150030) ,  Li Caifeng (東北農業大学農学院,哈爾浜,150030) ,  Wei Shi (東北農業大学農学院,哈爾浜,150030)
資料名： Xibei Zhiwu Xuebao  (Xibei Zhiwu Xuebao)
巻： 37  号： 4  ページ： 719-727  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2196A  ISSN： 1000-4025  CODEN： XZXUEV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： トウモロコシ苗のカドミウム耐性を増強するためのキトサンの生理学的および生化学的機構を研究するために,トウモロコシ(Zea mays L.)の雑種「Zhengdan958」を試験材料として,Hoagland水耕法を用いた。異なる時間(0時間,24時間,48時間,72時間,および96時間)のカドミウムストレス(80mgL-1)におけるトウモロコシ苗の根の抗酸化酵素活性と内因性ホルモンレベルに及ぼす100mg・L-1のキトサンの影響を研究した。結果は以下を示した。(1)カドミウムストレスはトウモロコシ実生の根の生長を顕著に抑制し、根系の活性酸素の産生、抗酸化酵素の活性の増加、内因性ホルモンのバランスの破壊を誘導した。(2)カドミウムストレス下で,96時間の処理後に,根の乾物量は16.1%増加し,根のO2-発生率とH2O2含有量はそれぞれ9.1%と19.2%減少し,SOD,PODとCATの活性はそれぞれ32.5%,20.4%と21.3%増加した。IAA,ZRおよびGAの含有量は,それぞれ34.4%,40.4%および42.5%増加し,ABA含量は19.1%減少し,IAA/ABA,ZR/ABAおよびGA/ABAはそれぞれ66.1%,73.5%および76.0%増加した。研究により、キトサンはカドミウムストレスの下でトウモロコシ苗の根系内因性ホルモンの含有量とバランスを調節でき、抗酸化酵素システムの破壊を軽減し、活性酸素を除去する能力を増強し、カドミウムストレスによる根系への毒性を低下させ、カドミウムストレスに対する抵抗性を高めることが分かった。それはトウモロコシのストレス耐性栽培のための理論的および実験的基礎を提供する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ホルモン ,  根系 ,  反応機構 ,  *キトサン ,  生理学 ,  毒性 ,  水耕 ,  活性酸素 ,  *実生 ,  乾物量
準シソーラス用語： ストレス耐性 ,  *抗酸化酵素 ,  カドミウム耐性 ,  *内因性 ,  *抗酸化酵素活性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： maize ,  root ,  chitosan ,  cadmium stress ,  antioxidant enzymes ,  hormone regulation

分類 (2件)： 酵素生理  (EH02020J) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

タイトルに関連する用語 (10件)： カドミウム ,  ストレス ,  トウモロコシ ,  実生 ,  根 ,  抗酸化酵素活性 ,  内因性 ,  ホルモン ,  キトサン ,  研究