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J-GLOBAL ID：201702250496639543   整理番号：17A0366215

Mg-Znフェライトの構造,電気輸送および誘電特性に及ぼすMn~2+置換の効果【Powered by NICT】

Effect of Mn²⁺ substitution on structural, electrical transport and dielectric properties of Mg-Zn ferrites

著者 (3件)： Ghodake U.R. (Department of Electronics, Shri Shivaji Mahavidyalaya, Barshi 413411, Maharashtra, India) ,  Kambale Rahul.C. (Department of Physics, Savitribai Phule Pune University, Ganeshkhind, Pune 411007, Maharashtra, India) ,  Suryavanshi S.S. (School of Physical Sciences, Solapur University, Kegaon, Solapur 413255, India)
資料名： Ceramics International  (Ceramics International)
巻： 43  号： 1 PB  ページ： 1129-1134  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0705A  ISSN： 0272-8842  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここでは,シュウ酸塩前駆体化学法で合成した化学式Mn_xMg_0-xZn_0 5Fe_2O_4(0.00≦x≦0.30)を持つMg-Znフェライトの構造,電気輸送および誘電特性に及ぼすMn~2+置換の影響を調べた。X線回折研究から 25.35 30 36nmの範囲の結晶粒径を有する二次相を含まないスピネル格子対称性を持つ単一の立方晶構造の形成を明らかにした。Mn~2+含有量に関して格子定数(a)の増加から明らかなように,Mn~2+置換は,Mg-Znフェライト系のスピネル格子単位胞の膨張をもたらす。温度の関数としての直流電気抵抗率の減少はMn~2+で置換したMg-Znフェライトの半導体的性質を確認した。Fe~2+⇔Fe~3+イオンとMn~2+⇔Mn~3+の間のVerweyホッピング機構に起因する。周波数(100Hz 1MHz)依存性誘電特性,即ち誘電定数と誘電損失測定はMaxwell-Wagner型界面分極と一致して通常の誘電分散を示した。交流抵抗測定(100Hz 1MHz)は,小さなポーラロンホッピング型伝導であるMn~2+で置換したMg-Znフェライト系の存在を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 格子定数 ,  電気抵抗率 ,  第二相 ,  *誘電性 ,  X線回折 ,  誘電率 ,  交流 ,  スピネル ,  *フェライト ,  ホッピング伝導 ,  対称性 ,  直流 ,  結晶粒径 ,  *エレクトロトランスポート
準シソーラス用語： 誘電分散 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： MnMgZn系フェライト ,  しゅう酸塩前駆体 ,  X線回折 ,  電気輸送 ,  誘電特性

分類 (2件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

タイトルに関連する用語 (6件)： Mg ,  Zn ,  フェライト ,  電気輸送 ,  誘電特性 ,  置換