文献
J-GLOBAL ID:201702250506161029   整理番号:17A1497298

腎移植レシピエントにおけるILK/mTOR経路の阻害を介して終末糖化産物により誘発された動脈硬化症に対するシロリムスの効果【Powered by NICT】

Effect of sirolimus on arteriosclerosis induced by advanced glycation end products via inhibition of the ILK/mTOR pathway in kidney transplantation recipients
著者 (9件):
資料名:
巻: 813  ページ: 1-9  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
腎移植レシピエント(KTRs)における高度糖化最終産物(AGEs)により誘導される動脈硬化(AS)におけるシロリムス(SRL)の影響および関連機構を検討した。SRLによる処理の前後にKTRsからのヒト腎臓組織をヘマトキシリン-エオシンおよび免疫組織化学染色により評価した。ラット血管平滑筋細胞(VSMC)は,AGEsおよび/またはSRLで処理した。α平滑筋アクチン(α SMA),オステオポンチン(OPN),アクチニン関連LIM蛋白質(A LP),増殖細胞核抗原(PCNA),インテグリン結合キナーゼ(ILK)とmTORシグナル伝達経路蛋白質の発現は,ウエスタンブロット分析を用いて調べた。VSMC中に存在するサイトゾルカルシウムもカルシウム測定キットとvon Kossa染色アッセイにより測定した。α-SMAの発現は著しく高かったが,OPN発現はASの患者で有意に低かった,SRLを投与した。AGEsで処理したラットVSMCsは他の群よりもα-SMAの有意に低い発現とOPN,A LPおよびPCNAの過剰発現を示した。対照的に,α-SMAの発現が有意に高かったOPN,A LPおよびPCNAの発現は,AGEsとSRLの両方で処理したVSMCで有意に低かった。,ILK/mTORシグナル伝達経路は,AGEsで処理したラットVSMCで活性化されたが,AGEとSRLを持つ処理はILK/mTORシグナル伝達経路の有意な阻害をもたらした。AGEsは腎臓移植後のASの発生と進行に重要な役割を果たしているが,SRLはこれらの効果を逆転し,従ってILK/mTORシグナル伝達経路の阻害を介してASの進行を低下させることができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  循環系の基礎医学 

前のページに戻る