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J-GLOBAL ID：201702250515375648   整理番号：17A1091811

中国の揚子江流域の未観測または低ゲージ化された支流における洪水頻度解析のための衛星ベースの降水量推定の可能性の評価【Powered by NICT】

Assessing the potential of satellite-based precipitation estimates for flood frequency analysis in ungauged or poorly gauged tributaries of China’s Yangtze River basin

著者 (7件)： Gao Zhen (State Key Laboratory of Water Resources and Hydropower Engineering Science, Wuhan University, Wuhan, China) ,  Long Di (State Key Laboratory of Hydroscience and Engineering, Department of Hydraulic Engineering, Tsinghua University, Beijing, China) ,  Tang Guoqiang (State Key Laboratory of Hydroscience and Engineering, Department of Hydraulic Engineering, Tsinghua University, Beijing, China) ,  Zeng Chao (State Key Laboratory of Hydroscience and Engineering, Department of Hydraulic Engineering, Tsinghua University, Beijing, China) ,  Huang Jiesheng (State Key Laboratory of Water Resources and Hydropower Engineering Science, Wuhan University, Wuhan, China) ,  Hong Yang (State Key Laboratory of Hydroscience and Engineering, Department of Hydraulic Engineering, Tsinghua University, Beijing, China) ,  Hong Yang (School of Civil Engineering and Environmental Science, The University of Oklahoma, Norman, OK, United States)
資料名： Journal of Hydrology  (Journal of Hydrology)
巻： 550  ページ： 478-496  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0584A  ISSN： 0022-1694  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 洪水頻度解析(FFA)は水資源工学プロジェクト,特にダムと貯水池のような水理構造物の設計に重要である。しかし,河川流量観測の一貫した長期記録の欠如のためにゲージが無い盆地中のFFAを実装することはしばしば困難である。本研究の目的は,揚子江上流の二おそらく未観測支川,嘉陵(Jialing)と,Tuojiang川におけるFFAを行うための衛星による降雨推定の有用性を評価することであった。年間ピーク流量系列はCoupled Routing and Excessストレージ(CREST)水文モデルを用いてシミュレートした。洪水頻度は歴史的な洪水で観察し,モデル化した両河川流量のPearson III型分布を適合させることにより推定した。2002 2014の地上日降水量データセットを用いた衛星降水量プロダクトの比較は3B42V7は3B42RTより優れていることを明らかにした。3B42V7生成物も河川流量シミュレーションとFFA(例えば,相対誤差嘉陵江における 20%~ 5%)の一貫した信頼性を示した。結果は複雑な地形,排水面積,貯水ダム建設は,水文学的モデル性能に影響する重要な因子であることを示した。より大きな流域(156,736km~2)である類似環境(例えば,較正期間の3B42V7によって較正Jialing/,Tuojiang:NSCE=0.71/0.56)下での小流域(19,613km~2)よりも満足な結果をもたらす可能性が高かった。全Jialing川流域からの同じ較正パラメータセットを用いて,3B42V7/3B42RT駆動水文モデルは嘉陵江(NSCE=0.34/0.32)の上部本流,モデル検証のための未観測流域として処理した全てのこれらの支流とカスケード化した貯水池を持つよりも嘉陵江(例えば,較正期間,福建省川流域のQujiang断層川流域におけるNSCE=0.71/0.60と0.54/0.38)の二支流の優れた性能を示した。全体として,本研究は衛星駆動河川流量からシミュレートされた洪水分位数は,一般に観察結果と一致して,Jialing川流域におけるFFAの衛星降水量データの潜在的水文学的有用性を実証し,恐らく他の不十分な流量観測流域であることを強調した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *洪水頻度 ,  シミュレーション ,  流量 ,  ダム ,  *中華人民共和国 ,  貯水 ,  *洪水 ,  水文モデル ,  貯水池 ,  *流域 ,  モデリング ,  河川 ,  *降水量 ,  水文学
準シソーラス用語： 河川流量 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： TMPA ,  洪水頻度解析 ,  CRESTモデル ,  上部揚子江

分類 (1件)： 水文学一般  (DC07010R)

タイトルに関連する用語 (12件)： 中国 ,  揚子江 ,  流域 ,  観測 ,  ゲージ ,  支流 ,  洪水頻度解析 ,  衛星 ,  降水量 ,  推定 ,  可能性 ,  評価